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鉄鉱石と鉄筋が中国で最もホットなコモディティー-政策が上昇けん引

8/8(火) 9:38配信

Bloomberg

中国では現在、鉄筋と鉄鉱石が最もホットなコモディティーであり、値上がりをけん引しているのは政策立案者らだ。中国の大手生産会社の生産が抑制され供給がさらに逼迫(ひっぱく)するとの見方が投資家の間で強まり、7日に上海市場の鉄筋先物は値幅制限いっぱいの上昇を示し、鉄鉱石先物も値上がりした。

上海先物取引所の鉄筋先物価格は同日、一時値幅制限いっぱいの6.3%上昇した後、終値では4年ぶりの高値を付けた。シンガポールのSGXアジアクリアの鉄鉱石先物は一時7.3%上げ、年初来の下落分を打ち消した。鉄鋼メーカーと鉱山会社の株価も上昇した。

中鋼期貨のアナリスト、趙小波氏は7日のリポートで「受注がいっぱいで在庫が比較的低水準の時に、鉄鋼メーカーは政府の指示で生産能力制限を強いられている」と指摘した。上海スチールホームEコマースによれば、先週は建設向けの主要製品である鉄筋の国内在庫が1.9%減少し7カ月ぶりの低水準に近づいた。

中国では、3つの価格支持につながる動きから、鉄筋が値上がりし鉄鋼メーカーの利ざやと需要が拡大している。第一に、今年初めの違法メーカーへの取り締まりによって一部の供給が減少し、残ったメーカーの立場が強くなった。第二に政府が後押しする刺激策で需要が下支えされている。第三に投資家らは、政府が冬季に大気汚染抑制策を実施する兆しを注視している。

原題:Iron Ore, Steel Are Hot Commodities as China’s Policies Mesh (2)(抜粋)

Martin Ritchie, Jasmine Ng

最終更新:8/8(火) 9:38
Bloomberg