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米シカゴ市、セッションズ司法長官を提訴-聖域都市への補助金停止で

8/8(火) 15:46配信

Bloomberg

米シカゴ市は、トランプ政権による不法移民取り締まりに協力しない都市への補助金を停止する措置をセッションズ司法長官が打ち出したのは違憲だとして、同長官を相手取り提訴した。セッションズ長官はこれに対し、シカゴが「無法な文化」にさいなまれていると反論した。

シカゴ市は7日の訴状で、司法省がシカゴなどの都市に対し、連邦移民法違反を取り締まらない場合に「広範囲の条件」を突き付けるとした決定について、「不当で憲法違反だ」と主張した。司法省はこの数日前に、地方自治体が治安対策の補助金を受け取る資格を得るための新たな条件を公表していた。

新たな条件の下で補助対象となるには、州や市は連邦政府との在留資格情報の共有を制限できなくなるほか、国土安全保障省に逮捕者尋問のための警察署への無制限のアクセスを提供しなければならない。また、移民法違反の容疑者を釈放する際には、少なくとも48時間前に通知する必要がある。

シカゴ市は昨年、こうした補助金として230万ドル(約2億5000万円)を受け取っていた。

セッションズ長官は声明で、「法を順守するか、納税者からの資金なしで済ませるかの単純な話だ」と述べ、シカゴは「市が悩みを抱えている無法な文化をはね返す政策と、法の支配に再びコミットする」必要があると強調した。

原題:Chicago Sues Sessions Over Funding Cut for Sanctuary Cities (2)(抜粋)

Janan Hanna, Misyrlena Egkolfopoulou

最終更新:8/8(火) 15:46
Bloomberg