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地震の死者13人に=ホテルロビー崩壊、被害拡大も―中国四川省

8/9(水) 4:16配信

時事通信

 【北京時事】中国四川省北部のアバ・チベット族チャン族自治州九寨溝県で8日夜発生したマグニチュード(M)7.0の地震で、地元当局は9日午前9時半(日本時間同10時半)時点で、観光客を含む13人が死亡、175人が負傷したと発表した。

 発生から一夜明け、救出活動が本格化しており、被害は拡大する恐れがある。中国民政省は人口動態などから死者が100人以上、負傷者が1000人以上に上る可能性があるとの推計を発表した。

 重慶の日本総領事館が現地の対策本部から入手した情報によると、これまでに確認された死亡者や負傷者の中に外国人は含まれていないという。

 中国メディアによると、現地のホテル、インターコンチネンタル・リゾート九寨パラダイスではロビーの天井が落ちて1人が死亡、4人が重傷を負った。四川省地震局の発表では「山が崩れ100人余りの観光客が孤立し救助を待っている」という。

 地震は8日夜に発生。震源地は、カルスト地形の湖沼群で知られる世界遺産の九寨溝に近い。九寨溝には8日も、3万8000人余りの観光客が訪れたという。地震発生を受け、習近平国家主席は被災者の救出に全力を挙げるよう関係当局に指示を出した。

 2008年5月に発生した、死者不明者計8万人以上の四川大地震の震源地も同自治州の※(※サンズイに文)川県だった。中国では9日午前7時半(同8時半)ごろ、新疆ウイグル自治区のボルタラ・モンゴル自治州でもM6.6の地震が発生した。 

最終更新:8/9(水) 12:55
時事通信