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〔NY外為〕円上伸、110円台前半(8日)

8/9(水) 6:30配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】8日のニューヨーク外国為替市場では、北朝鮮の核小型化成功の報などを受け、安全資産とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となり、円相場は1ドル=110円台前半に上昇した。午後5時現在は110円26~36銭と、前日同時刻(110円67~77銭)比41銭の円高・ドル安。
 海外市場ではこの日、持ち高調整の円買い・ドル売りが優勢となり、ニューヨーク市場もこの流れを引き継いで110円32銭で取引を開始。米労働省がその後発表した6月の米求人離職統計(JOLT)では、求人件数が前月比46万1000件増となり、ロイター通信によると統計開始以来で史上最多の水準を記録したという。この良好な統計を受けて、米長期金利が上昇。ドルも買い戻され、円は一時110円台後半まで下落した。
 しかし午後に入ると、米紙ワシントン・ポスト(電子版)が、北朝鮮が核弾頭をミサイル搭載が可能な水準まで小型化することに成功したと報道。再び安全資産とされる円買いが優勢となった。
 ただ、今週は米卸売物価指数(PPI)や米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見ムードも広がっており、円の上値は限定的となった。
 ユーロは同時刻現在、1ユーロ=1.1747~1757ドル(前日午後5時は1.1791~1801ドル)、対円では同129円64~74銭(同130円58~68銭)。

最終更新:8/9(水) 9:27
時事通信