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〔東京外為〕ドル、110円台前半=北朝鮮リスクで下落(9日午前9時)

8/9(水) 9:30配信

時事通信

 9日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、北朝鮮をめぐる地政学リスクの高まりにより、1ドル=110円台前半へ下落している。午前9時現在、110円10~12銭と前日(午後5時、110円57~58銭)比47銭のドル安・円高。
 前日の欧州時間は、ポジション調整の売りに押され、110円20銭台へ軟化した。米国時間の序盤は、好内容の米求人離職統計を受けて米長期金利が上昇。ドル円は一時110円80銭台へ水準を切り上げたが、米メディアが「北朝鮮が核弾頭をミサイル搭載が可能な水準まで小型化することに成功した」との米当局の分析を報じるとリスク回避の円買いが強まり、110円30銭台に失速。終盤は下げ渋ったが、東京時間の早朝には、北朝鮮軍報道官が米グアムを中距離弾道ミサイルで攻撃する作戦を慎重に検討中とコメントすると、改めて円買いが強まり、110円付近へ一段安となった。
 ドル円は、北朝鮮への警戒感から「リスク回避の円買いが入りやすく、下方向への動きが意識される」(FX会社)と指摘される。市場関係者は「110円を割り込むと、市場が薄いこともあり、下げが加速する恐れがある」(別のFX会社)との見方を示している。
 ユーロは対円、対ドルで下落。午前9時現在、1ユーロ=129円42~43銭(前日午後5時、130円57~57銭)。対ドルでは1.1754~1754ドル(1.1807~1808ドル)。

最終更新:8/9(水) 11:28
時事通信