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銀行も振り込み制限導入 千葉銀と千葉興銀、高齢者の詐欺被害防止

8/9(水) 7:55配信

産経新聞

 高齢者を狙う還付金詐欺の被害を防止しようと、県警生活安全総務課は、新たに県内の2つの銀行も10月から、70歳以上の顧客の一部にATM(現金自動預払機)での振り込みを制限することを明らかにした。すでに5月から県内5つの信用金庫でATMでの振り込み制限を開始しており、それに続く形となる。

 実施するのは、千葉銀行と千葉興業銀行の2行で、いずれも10月11日から。3年以上ATMでキャッシュカードを利用した振り込みをしていない70歳以上の顧客が対象となる。対象者が70万人以上という千葉銀は振り込み限度額を20万円に設定。同約20万人の千葉興銀は、窓口を通じなければ振り込みができないようにする。

 高齢者が言葉巧みに誘導されてATMを操作し、詐欺被害に遭うのを未然に防ぐのが狙いで、同課が県内の金融機関に振り込み制限を要請して実現した。

 同課によると、昨年、県内で確認された還付金詐欺481件のうち、被害者が70歳以上だったのは約7割の335件。一件当たりの平均被害額は約150万円にのぼるという。

最終更新:8/9(水) 7:55
産経新聞