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【インド】初めての乗用車購入、上級志向高まる

8/9(水) 11:30配信

NNA

 インドの乗用車市場で、初めて購入する消費者の車種選びに変化が現れているようだ。消費者が最初の自動車として選ぶメーカーは、依然として最大手マルチ・スズキが多い。かつては小型ハッチバックの「アルト」や「ワゴンR」が定番だったが、最近はハッチバック「スイフト」や小型セダン「ディザイア」などの上級モデルを選ぶ購入者が増えているという。ライブミント(電子版)が7日伝えた。
 マルチ・スズキのタルン・ガルグ上級部長(マーケティング担当)によると、スイフトを初めての乗用車として購入する割合は、2013/14年度(13年4月~14年3月)の31%から、17/18年度第1四半期(17年4~6月)は52%に増加。ディザイアは13/14年度の28%から、17/18年度第1四半期には52%に増加した。ガルグ氏は「消費者の上級志向が高まっている」と話す。
 大手会計事務所KPMGインディアのパートナーを務めるスクマール氏は、「初めて購入する乗用車に占める小型スポーツタイプ多目的車(SUV)の割合が高まるのは時間の問題だ」と述べた。
 米系市場調査会社、カンターTNSのロヒット・クマール副社長は、「これまで最も手頃な価格の車種を意味してきた『エントリー・モデル』の定義が変わってきた。消費者の上級志向は、自動車ローンの拡大や流通網の改善などによってさらに加速するだろう」と予測した。

最終更新:8/9(水) 11:30
NNA