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キヨシ氏、コーチ人事難航の稲葉Jに警鐘「気の合う仲間だけではダメ!後で苦労する」

8/9(水) 16:56配信

夕刊フジ

 アテネ五輪の野球監督代行として銅メダルを獲得した中畑清氏(63)が、2020年東京五輪で金メダルを狙う侍ジャパンの稲葉篤紀新監督(45)へ、警鐘を鳴らした。

 稲葉監督は周囲に「コーチングスタッフで困っている」と“組閣”が難航していることを明かしているが、現時点で名前が浮上しているのは、就任2年目の日本ハム・金子誠打撃コーチ(41)、指導者経験のない元日本ハムの建山義紀氏(41)。いずれも稲葉監督にとっては現役時代のチームメートだが、球界関係者から「2軍のコーチみたい」との声が聞かれるなど、不安視されている。

 中畑氏も「気の合う仲間だけではダメ。俺の経験上、そんなに甘いもんじゃない。しっかりした、自分をカバーしてくれるスタッフを選ばないと後で苦労する。スタッフの人数が少ないから、やりくりが大変になる」とアドバイスを送る。

 コーチ5人を登録できるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)と違い、五輪は選手、スタッフが少人数に絞られ、コーチは3人しかベンチに入れない。それだけに経験者を入れておきたいところだ。

 中畑氏は「試合で最高の力を出すために、選手のモチベーションをトップに持っていくのが、意外に難しい。それが一番大変だった」とアテネ五輪を振り返る。

 そして「一点集中させる空気をコントロールしないといけない。そうでないと、日の丸を背負った責任感で凝り固まってしまう」と続けた。

 7日に東京ドームで行われた「サントリードリームマッチ2017」には稲葉監督とともに出場。稲葉監督は2点を追う5回一死一、二塁で一塁線を破る同点適時打。6回には高3以来のマウンドに上がり、元阪神の関本を左飛に打ち取ってMVPを受賞した。一方、こちらも東京五輪日本代表監督候補のひとりとされていた中畑氏は、気合が空回りしたのか3打数無安打だった。

 「中畑ジャパンはどうなってしまったのか?」と聞くと、「見えなくなっちゃったな…。稲葉を球界全体で後押ししていけばいい。いい形になると思う」とおどけつつバックアップを約束。心強い経験者である。(塚沢健太郎)

最終更新:8/9(水) 17:44
夕刊フジ