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仲間多いと面白い 小規模校に友達の輪 スカイプで4小学校が修学旅行の発表会

8/12(土) 10:00配信

河北新報

 仙台市泉区西部の小規模小学校4校が、インターネット電話「スカイプ」を使って各校をつなぎ、修学旅行の合同成果発表会を初めて開催した。学校の枠を超えて児童同士の交流も進む。各校の担当者は「今後も授業や各種活動にスカイプを活用し、少人数のデメリットをカバーしたい」と意気込む。

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 発表会を催したのは、2009年度から学校間連携を進めてきた根白石(児童87人)実沢(同21人)福岡(同40人)の3校と、野村(同33人)の計4校。

 これまでも学年単位で野外活動や自然観察といった校外学習を合同で行ってきたが、本年度は6年生の3校合同修学旅行に野村小が初めて参加。4校の児童計42人が6月22、23日、福島県会津地方に赴いた。

 7月19日にあった発表会では市教委のサーバーを経由してスカイプで4校を同時接続。テレビ電話の形で大型画面に各校の様子を映し出した。児童は修学旅行を通じて学んだ会津藩や白虎隊などの歴史、会津地方の伝統工芸品の特徴などを順番で発表した。

 約1時間の発表会を終えた福岡小6年の庄司彩乃さん(11)は「学校ごとに内容に違いがあり、勉強になった。友達が多いと面白い」と手応えを感じた様子。鴇田千理さん(11)も「スカイプは初めてで緊張したが楽しかった。またやってみたい」と語った。

 同小6年担任の平沢英俊教諭(45)は「教育現場でのスカイプ導入はまだ少ないが、ツールとしての可能性は大きい。少人数では難しい授業もあるので、活用を検討したい」と話した。

最終更新:8/12(土) 10:00
河北新報