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東芝、第1四半期決算も10日発表=4月以降は「適正」の公算

8/9(水) 9:00配信

時事通信

 東芝が2017年4~6月期連結決算を10日に発表する方針を固めたことが、8日明らかになった。監査法人の意見表明を踏まえた17年3月期決算の正式発表に合わせて開示する。今年度入り後は監査法人から会計処理をめぐる大きな問題は指摘されておらず、4~6月期の決算内容は「適正」と判断される公算が大きい。

 東証は、上場企業は期末から45日以内に決算状況を開示するのが適当だとしている。東芝は昨年末に米原発事業をめぐる巨額損失が発覚。16年10~12月期、17年3月期とも大幅に遅れており、45日以内での開示は16年9月中間決算以来だ。

 また「適正」意見が得られれば、現在のPwCあらた監査法人の前任である新日本監査法人が担当した16年3月期以来となる。

 東芝とPwCは、17年3月期決算の処理では米原発損失の認識時期をめぐって対立しているものの、損失処理後の同年4月以降の財務内容については認識がほぼ一致しているという。東芝の4~6月期決算は、半導体子会社「東芝メモリ」がけん引し堅調に推移したとみられる。

 東芝は10日、法律で定められた6月末の期限から大幅に遅れて17年3月期決算の有価証券報告書を関東財務局に提出し、同決算を公表する。PwCは「不適正」か、一部の不適切な事項を除き適正とする「限定付き適正」のいずれかを意見表明する監査原案を東芝に提示。東芝は「限定付き適正」での決着を目指し調整を続けている。 

最終更新:8/9(水) 10:28
時事通信