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地域安全祈り「やかた」川へ 磐田・池田地区

8/9(水) 8:18配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 天竜川沿いの磐田市池田地区で6日夜、伝統の「やかた祭り」が開かれた。麦や竹で作ったみこしのような形の「やかた」に火を付けて川に流し、地域の安全を祈願した。

 やかたは毎年祭りのたびに新調され、今年も家内安全などの願いを書いた赤いちょうちんを飾り付けた。

 さらし姿の若衆らが、完成した3台のやかたを地元の神社から川に担ぎ入れ、たいまつで火を付けた。やかたを燃やす炎が夕闇の川面に映り、大勢の地域住民が幻想的な光景に見入った。河川敷では手筒花火も勇壮に披露された。

 同地区は江戸時代まで天竜川の渡船場「池田の渡し」があったことで知られ、川との結び付きが深い。同祭は江戸末期には行われていたとされ、市無形民俗文化財に指定されている。

静岡新聞社