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<突風被害>漁船転覆や建物外壁はがれる 九州北部

8/9(水) 11:52配信

毎日新聞

 九州北部では9日午前、大気が非常に不安定な状態となり、福岡地方には竜巻注意情報が発令された。漁船転覆や建物の外壁がはがれるなど、各地で突風によるとみられる被害が相次いだ。

 午前7時ごろ、長崎県平戸市の前津吉魚港の東約5キロの海上で、漁船「昭栄丸」(4.7トン)が転覆し、佐世保市小佐々町の金子昭仁船長(56)ら2人が僚船に救助された。2人にけがはなかった。金子船長は「左舷後方から強い風を受けて横倒しになった」と話しており、佐世保海上保安部が竜巻の影響とみて調べている。

 午前8時25分ごろには、福岡市の能古島沖の博多湾で、1人乗りの漁船(1.37トン)が転覆しているとの通報が福岡海上保安部にあった。救助された船長(60)も「突風を受けて転覆した」と話しているという。

 一方、午前8時過ぎには、福岡市博多区須崎町の3階建ての店舗兼住宅で「外壁の一部(8メートル×8メートル)が強風で落下しそうだ」と119番があった。消防隊員が駆けつけたところ、3階の外壁の一部が落ちており、残りを道路に落として処理した。店主の松汐(まつしお)浩さん(71)は「前触れもなく下から吹き上げるような風があった。恐怖を感じた」と話した。市内では街路灯が倒れる被害も出た。【峰下喜之、中村清雅、佐野格】

最終更新:8/9(水) 11:52
毎日新聞