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英中銀、利益相反調査のポストを新設へ

8/9(水) 19:46配信

ロイター

[ロンドン 9日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)は9日、スタッフの利益相反を調査するポストを新設すると発表した。英中銀では今年3月、副総裁だったホッグ氏が、兄弟が英金融大手バークレイズに勤務していることを申告しなかったことを受けて辞任した。

中銀は、同行の非業務執行ディレクターらがまとめた調査報告書の勧告に沿って、個人関係や利益相反の可能性に関する申告義務を修正するとした。

カーニー総裁は「調査報告と勧告案を歓迎する」と述べ、勧告案を全面的に実施する方針を示した。

9日公表された調査報告書によると、中銀は2013年にホッグ氏を最高執行責任者(COO)として採用する際、利益相反を調べるための同行の正式な手続きを踏んでいなかった。代わりに、中銀内部監督機関のトップと非公式に電子メールのやりとりがなされていたという。

そのため、ホッグ氏は今年初めに中銀副総裁への昇格を審査する議員のために情報を提供するまで、兄弟がバークレイズに勤務している事実を明らかにしなかった。

調査報告書は「より体系だったアプローチ」があれば、ホッグ氏が入行する時点で兄弟の職業を利益相反の恐れのある事項として報告していた可能性があると指摘した。

*内容を追加しました。

最終更新:8/10(木) 10:28
ロイター