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<民進党代表選>知名度の地方票か、組織票の国会議員票か

8/9(水) 20:38配信

毎日新聞

 民進党は9日、代表選(21日告示、9月1日投開票)の有権者別ポイント数を発表した。党員・サポーターと地方議員の票(地方票)が全体に占める割合は約51%に上り、国会議員らの票とほぼ半々となった。地方票は知名度が大きく影響する一方、国会議員票は党内グループなど組織票が左右する。陣営は外向けのアピールと内向きの組織固めの両にらみで支持拡大を図っている。【真野敏幸】

 代表選は有権者ごとにポイント数が定められており、各候補者は獲得したポイント数の合計で競う。

 有権者とポイント数は、党所属国会議員145人(1人2ポイントで計290ポイント)▽国政選挙の公認候補予定者128人(1人1ポイント)▽地方議員1543人(全国で計209ポイント)▽党員・サポーター約23万人(都道府県別で計231ポイント)--で計858ポイントとなった。

 国会議員と公認候補予定者は9月1日の臨時党大会で投票する。地方議員と党員・サポーターは郵便投票で、各候補者の得票数に応じてポイントを配分する。国会議員票には離党届を出した細野豪志前代表代行も含まれるが、本人の申し出で既に選挙権はないという。

 立候補を表明しているのは、前原誠司元外相(55)と枝野幸男前幹事長(53)の2人。共に民主党政権で主要閣僚を務め、知名度は高い。ただ「代表や閣僚で失敗したイメージが残っている」(公認候補予定者)との声もあり、知名度がマイナスに働く可能性もある。

 国会議員票では、前原氏は自身のグループに加え、大畠章宏元経済産業相ら▽松野頼久衆院議員ら▽旧民社党系--の各グループの支援を受け、細野氏が率いていたグループも9日に前原氏支持を決めた。枝野氏は、リベラル系の赤松広隆元農相のグループや岡田克也元外相らが支援する。一部のグループには公認候補予定者も含まれており、各陣営は組織固めを進めている。 各グループの動向が徐々に固まりつつある中、地方票の取り込みが勝敗のカギを握る。昨年9月の代表選では、蓮舫氏が党員・サポーター票の約7割を占め、5割強だった国会議員票を大きく上回った。党の支持率低迷に伴い、国会議員が地元の投票に影響力を及ぼせなくなっているためで、各陣営は「党員・サポーター票は重要だ」(中堅議員)として、電話やハガキなどで支援を呼びかける方針だ。

最終更新:8/9(水) 21:23
毎日新聞