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山梨市長、裁量拡大狙い制度変更か=面接配点倍増、補欠合格も

8/9(水) 19:35配信

時事通信

 山梨県山梨市の職員不正採用事件で、同市長望月清賢容疑者(70)の逮捕容疑となった2016年度の試験から、面接の配点を倍増し、補欠合格枠を設けるよう制度が変更されたことが9日、関係者への取材で分かった。

 警視庁捜査2課は、望月容疑者が自らの裁量を拡大しようとした可能性もあるとみて、不正採用の経緯解明を進めている。

 市関係者によると、面接試験の配点は15年度まで面接官1人につき50点だったが、16年度は100点になった。市関係者は採点項目の増加を理由に挙げるが、「最終的には市長が決めた」と語った。

 16年度は13人が2次試験で合格した。さらに4人が補欠合格とされ、全員が採用された。補欠合格枠は2次試験終了後に導入が決まったという。

 望月容疑者は特定の受験者について、1次試験の得点を水増しした書類を作らせたなどとして逮捕された。市長自身が面接に関与できるよう制度を変えており、2次試験でも不正を行った疑いが持たれている。 

最終更新:8/9(水) 20:01
時事通信