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大手生保、3社が増益=外債運用拡大で―4~6月期

8/9(水) 21:00配信

時事通信

 生命保険大手4社は9日、2017年4~6月期の連結決算を発表した。本業のもうけを示す基礎利益は、第一生命ホールディングスなど日本生命保険以外の3社が前年同期に比べ増加。国内に比べ利回りの良い外国債券の運用を拡大しており、円安もあって利息収入が膨らんだ。

 売上高に当たる保険料等収入は、住友生命保険が20.3%減となるなど全社が減少。日銀のマイナス金利政策で市場金利が大幅に低下したため、魅力に乏しい一部の貯蓄性商品の販売を停止したほか、個人年金保険の利回りを引き下げたことが響いた。

 利益面では、利息収入が増えたほか、株価が前年同期より上昇し、株式含み益が拡大したことも貢献した。第一生命は株価上昇を背景に給付金支払いに備える積立金の戻し入れもあり、84.3%の増益となった。明治安田生命保険は16年3月に買収した米生保会社からの利益計上額が拡大した。

 唯一減益となった日本生命は、外貨建て商品をめぐる利益計上ルールの変更が影響した。 

最終更新:8/9(水) 23:28
時事通信