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飯舘村、大阪大と協定締結 学生が村内で放射線研究へ

8/9(水) 9:53配信

福島民報

 福島県飯舘村は8日、大阪大と連携協力に関する協定を結んだ。学生が村内で放射線に関する研究を行い、村の復興・再生に貢献する。飯舘村が復興に向けた連携協定を大学と結ぶのは福島大に続き2例目。大阪大が大阪府外の自治体と協定を結ぶのは初めて。
 大阪大は東日本大震災直後から村内で土壌調査などを継続している。昨年からは学生が村を訪れ、放射線量測定や山林での土、葉の採取を通して放射線の知識を高めている。協定締結で幅広い視野を持った人材を育成するとともに、除染後の田畑の土壌調査を行うなどして村の復興を支援する。
 協定締結式は村役場で行われた。菅野典雄村長が西尾章治郎大阪大総長の署名が入った協定書にサインし、「飯舘で勉強した学生から日本を背負う人が出てきてほしい」と期待した。大阪大核物理研究センターの中野貴志センター長、谷畑勇夫特任教授が同席し、「現場で学ぶことで正確な情報を伝えられる学生を育てたい」と話した。
 協定の有効期間は2年間。今年は、大阪大の学生18人らが9月6日から10日まで村を訪れる。

福島民報社

最終更新:8/9(水) 11:14
福島民報