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今までの常識は間違い?「お金が増える投資信託」の見分け方とは

8/9(水) 20:25配信

投信1

「インデックスファンドなら間違いない」「年齢を重ねるほど安全資産にシフトする」――少しでも投資の勉強をしてみたり、実際に投資信託を買った経験があるという方なら、こうした「投資信託の選び方」を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

当たり前のように信じられてきた投資信託選びの“常識”に真っ向から挑む本が今春出版されました。「世間に広まる投資信託の常識は間違いだらけ」、著者であり楽天証券経済研究所でファンドアナリストとして活躍する篠田尚子氏はそう断言します。とはいえ、一体なぜそのような“常識”が広まったのでしょうか。そして、これから資産形成を考える投資初心者は、どのようにすれば本当によい投資信託を見分けられるのでしょうか。篠田氏にお話を伺いました。

“常識”に沿った投信を買えば本当に「お金は増える」のか?

篠田氏の著書「本当にお金が増える投資信託は、この10本です。」で取り上げられている投資信託はずばりアクティブファンドのみ。調査などに手間がかかる分、アクティブファンドの信託報酬はそれなりに高いということや、パフォーマンスで見た場合にもインデックスファンドに及ばない、という説があることを考えるとかなり大胆な内容だという印象です。

篠田氏は「間違った認識を野放しにせず、きちんと投資信託を理解してもらいたいと考えたのが出版のきっかけです」と話します。単なるハウツー本で終わるのではなく、きちんと意識してもらうための「答」が必要だと考えて投資信託10本を紹介したのだそうです。

その篠田氏が言う「間違った認識」とは、ずばり「インデックスファンドでお金を増やす」という概念そのものです。篠田氏はこの「間違い」がここまで一般化した要因について(1)日本で投資信託を分析するファンドアナリストがしっかり育成されてこなかったこと、(2)これまでは金融機関で勧められた投信でそれなりにリターンを得られたこと、などを挙げ、そのうえでこう指摘します。

「もちろんインデックスファンドにも価値はあります。ですが、お金が増えるファンドの『答え』にしてしまうのはどうでしょうか。間違いない=優れている、ということなのでしょうか」

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最終更新:8/9(水) 20:25
投信1

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