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4人兄弟の遊川和彦、3人兄弟の竹内涼真が想像する“一人っ子のカホコ“。「本当はうらやましいんだよね、愛されてる人が...」

8/9(水) 13:15配信

SENSORS

「史上最強の箱入り娘」根本加穂子の愛らしいセリフや仕草が話題のドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系、毎週木曜22:00~)。カホコこと加穂子役を演じ、民放ドラマで初主演するのは、高畑充希。娘のカホコを溺愛する母・泉を黒木瞳、娘に嫌われるのが怖い“娘依存症“の父・正高を時任三郎が演じている。また、温室育ちのカホコに唯一辛らつな言葉をぶつける、画家志望の大学生・麦野初(はじめ)を竹内涼真が演じ、そのイケメンぶりはSNSで大きな盛り上がりを見せている。同作の脚本を手掛けるのは『女王の教室』や『家政婦のミタ』など数々の話題作を放ってきた、ヒットメーカー・遊川和彦。遊川が「自身を投影した」という初のキャラクターや現場の様子、現代の“過保護問題“を描くことになった経緯や作品に込めた思いを、インタビューでははじめて顔を合わせるふたりに聞いた。

【転載】4人兄弟の遊川和彦、3人兄弟の竹内涼真が想像する“一人っ子のカホコ“。「本当はうらやましいんだよね、愛されてる人が...」


遊川和彦(写真右):脚本家。1955年10月24日生まれ、東京都出身。1987年、ドラマ『家庭の問題』(TBS系)で脚本家デビュー。ドラマ『女王の教室』(日本テレビ系)で「第24回向田邦子賞」を受賞。以後、『家政婦のミタ』(日本テレビ系)、連続テレビ小説『純と愛』(NHK)、『〇〇妻』(日本テレビ系)など、メッセージ性の強い作品を次々と発表している。

竹内涼真(写真左):1993年4月26日生まれ、東京都出身。185cm。血液型A型。趣味&特技はサッカー、歌。2014年、『仮面ライダードライブ』の主演に抜てき。主な出演作にドラマ『下町ロケット』(TBS系)、『時をかける少女』(日本テレビ系)など。2017年、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』に出演。ヒロインの初恋相手・島谷純一郎を演じる。今作では、カホコの成長を後押しする大学生・麦野初を演じる。

~日テレドラマ『過保護のカホコ』 連動企画~ 脚本家・遊川和彦×俳優・竹内涼真 スペシャル対談(前編)

■竹内涼真は「過保護」に育った...?


──苦しい不妊治療の末にようやく授かった一人娘であるがゆえ、両親から溺愛されてきたカホコが主人公の『過保護のカホコ』。おふたりともカホコと違い兄弟が多いそうですが、どんなふうに育ってきたのでしょう?

遊川:俺は4人兄弟で育って。

竹内:僕は3人ですね。下に妹と弟がいて。

遊川:俺は女、男、男、女の、下の男で。長女でも長男でも末っ子でもないから、自分のポジションがなかったんですよ。だから目立とうとしてました。自己顕示欲のかたまりだよね(笑)。うちは母子家庭だったけど、母親に「俺はここにいるぞ」「俺がいちばんだろう」って、常にアピールしてた。ちゃんと勉強して、いい子にして。あと、ちょっとユーモアもあって、とか。だって兄弟は敵だったから。

竹内:えっ!? 兄弟のことをそんなふうに思います......?

遊川:敵というかライバルかな。今ではいい兄弟だなって思うけど。この複雑な感情は兄弟の、真ん中の人にしかわからない。

竹内:歳はどれくらい離れてるんですか?

遊川:おのおの2歳くらい離れてて。上と下の歳が近いぶん、「コイツらを蹴落とすにはどうすればいいか?」余計考えてた気がするね。そうすると何十年か経った後、こんな性格になっちゃうんだけど(笑)。

竹内:(笑) いちばん上だと「蹴落とす」とか考えないですもんね。

遊川:長男っていうのは安心してるわけ。俺なんか自分がウチにとって必要かわかんなかったんだから。「本当にこのウチの子どもかな?」という恐怖たるや。実は高貴な家柄の生まれで、やんごとなき事情で捨てられて......なんて想像力はたくましくなったけどね。 そのおかげで脚本家になることができて。そこから急に大事にされるようになった。「簡単だな、おい!」って(笑)。

竹内:(笑) そういう意味では僕も過保護に育てられたんですかね? すごく可愛がってもらったと思うから。

遊川:っていうか、ご両親から「愛されてる」という自信はある?

竹内:あります。長男なうえに、祖父母からすれば初孫でもあったので、家族全体から愛してもらいました。

遊川:素晴らしいご家族だね~。

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最終更新:8/9(水) 13:15
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