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渡部暁斗&由梨恵、夫婦で臨む最初で最後の平昌五輪への決意 お互いへの尊敬と感謝

8/9(水) 10:01配信

スポーツ報知

 18年平昌五輪の開幕まで9日であと半年。フリースタイルスキー・ハーフパイプ女子で17年世界選手権代表の渡部(旧姓・山崎)由梨恵(28)=白馬ク=は、14年に結婚したノルディックスキー・複合男子の渡部暁斗(29)=北野建設=と夫婦で躍進を誓った。

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今の力出せれば決勝には行ける

 最高の戦友と、最高の舞台を楽しむ。由梨恵は夫・暁斗に「一番の応援団。一番背中を押してくれているのは彼だと思います」と感謝している。昨季の実績などから初出場が濃厚な平昌は、夫婦で活躍を思い描く大会でもある。「今できることをしっかり出せば(五輪で)決勝(現行ルールでは上位6人)には行ける。とにかく決勝に上がらないと話にならないので」。都内などの拠点で自らを追い込む日々だ。

 早大まではアルペンスキーに打ち込み、11年4月の卒業後から本格的にハーフパイプに転向した。同年に14年ソチ五輪からの正式種目入りが決まり、目標は定まった。冬季は群馬・尾瀬を拠点とし、夏季は東京で体づくりをしながら派遣などのアルバイトも両立させていた。「販売とか接客業とかいろいろやりました」。ソチ五輪は右膝靱帯(じんたい)損傷で出場できず、先輩の小野塚彩那(29)=石打丸山ク=が銅メダルに輝く姿を「正式種目になったばかりのタイミングでメダルを取るのは、本当にすごいな」と見ていた。

適当に見えて暁斗はしっかり

 ちょうどその頃、自身の人生も大きな転機を迎えた。ソチで銀メダルに輝いた暁斗からプロポーズされた。2人は早大スキー部の同級生。「(暁斗は)一言で言えば自由な人。適当なように見えて、しっかり考えているのがすごい」。たわいもない話をしたかと思えば、ブレない信念や芯の強さをのぞかせる姿にひかれて、大学3年時から交際を続けていた。一番身近に五輪銀メダリストがいる生活は「メリットはすごくある。自分に必要なものを瞬時に察知する力があるし、切り替えが早い。ダメなら次、というか。自分もやり方を変える勇気が持てます」。

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最終更新:8/9(水) 10:01
スポーツ報知