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平田歩(岡山学芸館)が岡山勢38年ぶりのシングルス優勝 [総体テニス]

8/8(火) 23:58配信

THE TENNIS DAILY

 第74回全国高等学校対抗テニス大会および第107回全国高等学校テニス選手権大会(南東北インターハイ・テニス競技/8月2~4日団体戦、5~8日個人戦/会津総合運動公園テニスコート、あいづドーム)の大会7日目/最終日、女子は個人戦シングルス決勝、個人戦ダブルスの決勝が行われ、女子シングルスは平田歩(岡山学芸館)がインターハイ初優勝を飾り、女子ダブルスは我那覇真子/前田優歩(沖縄尚学)が“沖尚ペア3連覇“を達成した。

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 9時30分からスタートした平田と輿石亜佑美(浦和麗明)の決勝は、序盤から平田が流れを掴む。強力なストロークで輿石を追い込み、第4、8ゲームのリターンゲームを奪取。「思い通りのプレーができた」平田が、第1セットを6-3で先取する。

 しかし、輿石も負けてはいない。第1セット終了後にトイレットブレークをとり、「このまま終われない!」と自らを鼓舞。すぐさま気持ちを切り替えると、第2セットはラケットを振り切ることに徹し、「ラリーで相手のミスを引き出せた」。2度のブレークチャンスを制して6-2で押し切り、イーブンに戻す。

 シーソーゲームとなった一戦は最終セット。最初のリターンゲームで平田がチャンスを掴む。「第2セットは勝ちを意識し過ぎた。決め急がずに長いラリーで打ち勝とうと思った」平田が1-0、3-0、5-0と一気に差をつける。

 迎えた第6ゲームのサービスも0-30から挽回し、最後は輿石が放ったフォアハンドがサイドアウト。その瞬間、平田の高校日本一が決まった。

「大会前はまったく優勝できると思わなかった。奇跡に近い感じです」と驚きを隠さない平田。もともと大一番に弱い性格だったが、決勝は勝ちを意識しすぎないよう「1回戦に臨む気持ち」で戦った。それが功を奏し、最終セットは「完璧なプレーが出せた」と笑顔がこぼれる。平田の優勝は、1979年の宗高由紀(山陽女子)以来となる岡山県勢のシングルス制覇となった。

「最後は自分を信じてプレーできなかった」と肩を落とす輿石。最終セットの第1ゲームはダブルフォールトによってゲームを落とし、そこから歯車が狂った。「決勝は気持ちの弱い部分が出た。この経験を次に生かしていきたい」とさらなる成長を誓った。

 女子ダブルス決勝は11時20分から始まり、沖縄尚学の我那覇/前田が吉岡希紗/原田真実子(四日市商)を6-3 3-6 7-6(5)で破り、約3時間におよぶロングマッチを制して頂点に立った。

「(優勝できて)すごくホッとしている」と我那覇。大会前は調子が上がらずに初戦負けも覚悟したが、3回戦で第1シードを破り徐々に自信を取り戻した。決勝は吉岡/原田のサービス力を警戒した中で数少ないチャンスをものにした。

 3年生の我那覇は昨年に続き大会連覇。2年生の前田は「今年は(我那覇に)引っ張ってもらったので、来年は自分が次のパートナーを引っ張り、沖尚の4連覇を目指したい」と力強く語った。

(テニスマガジン/編集部◎中野恵太)

最終更新:8/9(水) 1:55
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