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苫小牧駒沢大の設置者変更 駒大理事が無効確認求め提訴 「曹洞宗立宗の精神にのっとっていない」

8/9(水) 7:10配信

北海道新聞

「住職資格得られなくなる」 学生も提訴

 学校法人駒沢大学(東京)が系列の苫小牧駒沢大(苫駒大、北海道苫小牧市)の経営を学校法人京都育英館(京都市)に移管することを巡り、駒沢大学の松原道一理事(67)は8日、駒沢大学に対し、大学設置者を京都育英館に変更した理事会決議の無効確認を求める訴えを東京地裁に起こした。

 訴状によると、駒沢大学は今年1月、経営難の苫駒大の運営方針について理事会を開催。法人の設立母体である曹洞宗の承認がないまま、苫駒大の設置者を京都育英館に変更して資産を無償譲渡する決議を行った。

 原告側は「京都育英館は曹洞宗立宗の精神にのっとった学校法人ではない。決議も規定に基づいていない」としている。

 苫駒大の経営移管を巡っては7月、仏教専修科の男子学生8人が、住職資格が得られなくなる設置者の変更は在学契約に基づく説明義務違反に当たるとして東京地裁に提訴している。

北海道新聞社

最終更新:8/9(水) 7:10
北海道新聞