ここから本文です

そして原爆は投下された。広島・長崎に備える米軍の機密写真が公開

8/9(水) 21:00配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

72年前の今日、1945年8月9日、米軍は長崎に原爆を投下した。3日前の広島に続いて ― 。
「ファットマン」「リトルボーイ」で知られるこれらの原子爆弾は、日本の南、北マリアナ諸島のテニアン島にあるノースフィールド飛行場で積み込まれた。
これまで、原爆が投下される前の様子はあまり知られていなかった。
Business InsiderのMilitary&Defenseチームは、AlternativeWars.comがまとめた投稿を参考に、これまでに公開されている画像を集めた。
これは、核兵器が実際に使用された、唯一の事例の貴重な記録だ。
現代史における最も重要な瞬間に備える人々の姿を捉えた画像を、紹介しよう。

【全画像・動画つき記事】広島・長崎に備える米軍の機密写真が公開

長崎に投下された原爆「ファットマン」のケーシングをチェックする米兵。テニアン島では、複数のテスト爆弾が作られた。起爆装置がない点を除けば、実際の爆弾と何ら見分けはつかないだろう。

写真左は、地球物理学者でマンハッタン計画にも参加していたフランシス・バーチ。後に「リトル・ボーイ」となる爆弾ユニットに印をつけている。それを隣で眺めているのが、後にノーベル物理学賞を受賞するノーマン・ラムゼイだ(写真右)。

「ファットマン」にシーラントを塗る技術者。これは、爆弾の破壊力を最大化するために行う最終段階の準備だ。

兵士や労働者は、「ファットマン」の先端部分にそれぞれの名前やメッセージを書き込んだ。

近付くと、くっきり文字が見える。

輸送用トレーラーに積み込まれた「ファットマン」が最終チェックを受ける。

その後、爆弾はシートで覆われ、テニアン島のノースフィールド飛行場に移された。

飛行場に着くと、「ファットマン」は専用ピットの上に置かれた。その後、爆撃機に積み込まれ、長崎に投下された。

「ファットマン」と「リトルボーイ」の専用ピットはそれぞれ、約2.4メートル×3.7メートルの大きさで、現在も記念碑として島に残されている。

1/2ページ

最終更新:8/10(木) 12:23
BUSINESS INSIDER JAPAN