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ホークス首位陥落 今季最悪17失点

8/9(水) 6:06配信

西日本スポーツ

 今度は6日天下…。工藤ホークスが最下位ロッテに敗れ、2日に奪ったばかりの首位を陥落した。先発の石川が先発では最短の3回1/3、プロ最悪の8失点でKO。打線の猛反撃の後に投入した救援陣も大炎上し、工藤監督は怒り心頭。今季最悪の17失点で大敗し、台風の接近で試合が中止となった楽天と順位が入れ替わり、リーグ35年ぶりの「マイナス1ゲーム差」という珍現象で2位となった。

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 抑えようとしても抑えきれなかった。最下位ロッテに9点差の大敗。試合後、監督室から出てきた指揮官は、全身に怒りが満ちあふれていた。帰りのバスへの足取りも明らかに速い。普段は報道陣の問いに丁寧に応じるが、怒気をはらんだ言葉で質問を制した。

 「今日は各担当コーチに聞いてくれ! バッティングは頑張ったけど、ピッチングコーチに聞いてくれ!」

 首位陥落したからではない。怒りの原因はふがいない投手陣だ。「決定打」は4点ビハインドの8回。3点を失った森が、なお2死一塁から中村に甘い直球を左中間席にたたき込まれた。試合を決める「5」が表示され、今季ワーストの17失点。工藤政権でもワーストタイとなる屈辱だ。

 先発の石川が先発では最短の3回1/3、プロワーストの8失点でKO。チーム打率が12球団最低のロッテ打線に、球威のない直球を痛打された。2戦連続となった背信投球に、佐藤投手コーチは「もともと制球のいい投手ではないから、スピードがでないときついわな」と頭を抱えた。

 投手陣が失点を重ねる一方で、打線は7回に一挙6点を奪うなど驚異的な追い上げを見せた。最大9点あったビハインドはこの時点で3点差に。ベンチは残り2イニングでの逆転を狙い、7回からは惜しみなく勝ちパターンの継投に出たが、大きく期待を裏切られた。

 7回は嘉弥真が2本の安打で2死一、二塁のピンチを招くと、代わった森が代打井口の中前適時打で痛すぎる1点を許した。そして続く8回には5失点。救援陣の奮闘は今季の最大の推進力だったが、森は今季の登板が48試合で、嘉弥真も40試合に達している。

 それでも、工藤監督はバスへ乗り込むまで怒りが収まらなかった。「疲れ? ないよ。(森は)中4日も(嘉弥真は)中2日も空いて疲れがあるなんて言ってたら、お話にならない」。屈辱的な大敗で、楽天に7日ぶりに首位の座を明け渡した。リーグ35年ぶりの「マイナス1ゲーム差」という珍現象での首位陥落。猛省して仕切り直すしかない。

西日本スポーツ

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