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岸博幸氏、改造内閣に物申す「つまらない。地味な人が多い」

8/9(水) 18:30配信

TOKYO FM+

中西哲生と高橋万里恵がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス」。
8月9日(水)の放送では、安倍内閣の改造人事について慶應義塾大学大学院教授の岸博幸さんに伺いました。

8月3日に閣僚や自民党役員人事が発表された第3次安倍改造内閣。
今回の人事について岸さんは「驚きも全然ないし、つまらない内閣改造です。内閣のメンツを考えると支持率の低下を受けて守りをメインに考えた人選です。このメンバーで改革がどんどん進むとは考えづらいです」と批判しました。

また、江崎鉄磨沖縄・北方担当大臣は5日、「(国会答弁では)役所の答弁書を朗読する」と語り、野党から激しい批判を受けています。
岸さんは「江崎大臣は今後も失言をすると思います」と分析。また、「明日、防衛省の日報問題について閉会中審査があります。野党は加計学園や森友学園について追及する方針です。場合によっては今月の閉会中審査で、少なくとも秋の臨時国会では追及が続くでしょう。守りの内閣で江崎さんの発言、森友学園、加計学園、防衛省の問題をどれだけ対応できるかが問われます」と話していました。

では、経済政策に関してはどうでしょうか。
「改革が進むということには全然ならないと思います。秋以降はおそらく、人作り革命として高校教育の無償化といった財政のバラ撒きをやり、支持率を高くしたいことでしょう。今までの5年間と同じように改革はあまり進まず、金融緩和と財政バラ撒きだけになり、望ましい政策とは言えないと思います」と岸さん。

また、自民党の選挙対策委員長に塩谷立氏が決定しましたが、その思惑について岸さんは、「選挙対策委員長も内閣のメンツも地味な人が多いので、政権としてはたぶん来年の後半まで(選挙を)やりたくないのでしょう」と私見を語りました。

(TOKYO FM「クロノス」2017年8月9日放送より)

最終更新:8/9(水) 18:30
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