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英会話で職業体験 鎌倉学園中学・高校ESS同好会

8/9(水) 10:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 生きた英会話を学ぼうと、鎌倉学園中学・高校(鎌倉市山ノ内)のESS同好会(英語同好会)の面々が市内の宿泊施設で職業体験などに励んでいる。鎌倉を訪れる外国人観光客への英語でのガイドに取り組んでいる同好会だが、今回の試みは初めて。生徒は3泊4日の日程で自身の英語力を磨くだけでなく、外国人宿泊客に日本語を教えるなど親睦も深めるという。

 「ハブ・ア・ナイス・トリップ(良い旅を)」-。

 由比ケ浜海岸から徒歩3分のホステル「WeBase鎌倉」のカウンターには今、海外からの宿泊客に英語で声を掛け、笑顔を向ける中高生がいる。7日から職業体験などに参加している中学3年から高校2年までの8人はESS同好会の企画に賛同してくれた同ホステルで受け付け業務などに汗している。

 平日の宿泊客は外国人観光客が半数を占めるという同ホステル。2日目の8日は、チェックインの仕方や部屋までの案内、施設の説明のほか、鎌倉の魅力についての紹介も全て英語でこなした。

 生徒は「どうしたら相手が会話を楽しんでもらえるか」と試行錯誤しながらコミュニケーション。期間中は朝食時に外国人客に日本語を教えたほか、夏の風物詩でもある流しそうめんやスイカ割り、かき氷作りなども行う予定だ。

 ESS同好会では、英会話を実践する機会をつくろうと約3年前から月1、2回のペースで、外国人観光客への英語ガイドにも取り組んでいる。その活動にもプラスになる貴重な機会だけに、リーダーで高校2年の生徒(16)は「接客という立場なので、相手が知りたい情報をうまく伝えられるようになりたい」と意欲を示す。

 顧問を務める教諭は「密度の濃い生活の中で、失敗や成功をたくさんできる。その体験を通して成長を促せたら」と話している。