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「ハンドスピナー」どんな効果が? 脳の専門家に聞いてみた… 第一人者は「なんか気持ちいい」

8/14(月) 7:00配信

withnews

 「ハンドスピナー」って、最近よく聞きませんか。中心部分を指ではさんで羽をはじくと、手の中でくるくるくるくる回り続けるおもちゃです。アメリカ発で、どうやら世界的にブームになっているよう。でもぶっちゃけ「ただ回るだけ」です。「何が楽しいの?」と思う人もいるんじゃないでしょうか。日本の第一人者から、脳の専門家。そしてライバルになるかもしれないペン回しの達人まで、疑問をぶつけてきました。(朝日新聞記者・船崎桜)

【動画】ハンドスピナーの気持ちいい回し方、片手で持って指1本で支えてみると…

ハマってる人に聞いてみた

 まずは、日本での流行にいち早く反応している人に聞きに行きました。

 今春から海外製のハンドスピナーの仕入れ、販売をしている会社経営者の山本智也さん(33)=東京都=が解説してくれました。

 「そもそもは1993年、アメリカ合衆国のキャサリン・ヘディンガーさんという女性が発明したものが原型です。彼女は筋無力症という腕や脚の力が弱くなる難病で、筋力がなくても娘と遊べるおもちゃとして開発したそうです」(山本さん)

 山本さんはこの夏、ハンドスピナーについて解説した本も出版するそうです。

 このおもちゃ、開発された当初はまったくヒットしませんでした。それが昨年末ごろ、アメリカで「手持ちぶさたの解消にいい」と雑誌などで取り上げられると、突然ブームになったそうです。

 アメリカでは授業中にくるくる回す子どもたちが続出して「ハンドスピナー禁止」のお触れを出す学校もあるくらいの人気ぶりだとか。いまはヨーロッパやアジアにも広がっています。

 日本では、人気YouTuberがハンドスピナーで遊ぶ動画を配信するなどして、5月ごろからじわじわとハマる人が増えているようです。雑貨店や家電量販店のおもちゃコーナーなどで売られ始め、インターネットの通販サイトなどでも数多くの商品が並んでいます。

 でも、回している様子を見ても、「え、それだけ?」という感じじゃないですか? いったい、なにがおもしろいのでしょう。

 「何も考えずに回すと、なんか気持ちいいんですよね。説明するのが難しいんですが。簡単にだれでも遊べるし、仕事をしながらでも気づくと回してしまっています」(山本さん)

 実際に回してみると、ひっかかりなくスーっと回転し続けます。自動車などの機械の回転部分に使われて摩擦を減らす「ベアリング」という部品が使われているため、3分以上止まらずに回るものもあるそうです。

 私もひとつ、買ってみました。回してみると、回転する動きが指に伝わってきて、たしかに、なんか気持ちいい。

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最終更新:8/14(月) 7:00
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