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【台湾】元太、韓工場建屋をSKハイニックスに売却

8/10(木) 11:30配信

NNA

 電子ペーパーディスプレー(EPD)大手の元太科技(イーインク)は8日、液晶ディスプレー関連事業を手掛ける韓国子会社のHydis(ハイディス)の工場建屋を、半導体大手のSKハイニックスに売却すると発表した。売却額は300億ウォン(約29億円)。ハイディスは2015年に工場の閉鎖を決めており、修理費などを考慮すると自社で維持するのは難しいと判断した。9日付経済日報が伝えた。
 元太は、07年に93億台湾元(約340億円)を投じてハイディス株を取得した。ただ、ハイディスは従業員のストライキなどで赤字が続いており、人員削減に踏み込むなど経営環境は厳しい状況が続いている。
 ハイディスの工場建屋はSKハイニックスの敷地内にあり、広さは4万3,000坪あるが、ハイディスは土地の所有権を有していない。業況が厳しい中、このまま建屋を保有していても土地の賃借料や建屋の維持管理費などがかさむだけとして、売却を決めた。元太は、過去2年間ハイディスの設備廃棄損を計上しており、正式に売却が決まったことで台湾元で約1億7,000万元の損失を計上する。ハイディスは今後、液晶ディスプレーの広視野角化技術のライセンス供与事業に専念するという。

最終更新:8/10(木) 11:30
NNA