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NY市場サマリー(9日)

8/10(木) 7:08配信

ロイター

[9日 ロイター] - <為替> 米国・北朝鮮間の緊張が高まったことからスイスフランや円など比較的安全とされる通貨が上昇した。

スイスフランは対ユーロで1日としては2015年1月以来の大幅な上昇を記録。ドルはスイスフランに対して1.1%安と、約6週間ぶりの大幅下落となった。

終盤のドル/円<JPY=>は0.26%安の110.01円。ドル指数<.DXY>は0.12%安の93.53。

アジア通貨は全般に軟調で、韓国ウォン<KRW=>は約8週間ぶりの大幅下落。カナダドルも原油高や堅調な住宅統計などの強気材料があったにもかかわらず、対米ドルで下落した。

ポンドは小動き。主要統計の発表を来週に控えて様子見ムードが強かった。

<債券> 米朝間の緊張が激しさを増す中、国債利回りが低下した。

終盤の取引で10年債利回り<US10YT=RR>が2.237%。ロイターのデータによると、一時前日終盤から7ベーシスポイント(bp)近く低下して2.212%と、6月28日以来6週間ぶり低水準を記録した。

30年債利回り<US30YT=RR>は直近で2.815%。一時2.790%とこちらも6週間ぶり低水準をつける場面があった。

2年債利回り<US2YT=RR>は1.323%と、4週間前につけた低水準と一致する場面があった。

<株式> 主要株価指数が小幅続落して取引を終えた。北朝鮮情勢を巡る地政学的な緊張が相場を圧迫したが、押し目買いにより下げ渋る展開となった。

投資家は引けにかけて堅調な世界経済や好調な企業業績に注目。押し目買いの動きが広がって主要株価指数は下げ幅を縮小した。

個別銘柄では、ロッキード・マーチン<LMT.N>やレイセオン<RTN.N>、ゼネラル・ダイナミクス<GD.N>、ノースロップ・グラマン<NOC.N>などの防衛関連銘柄が軒並み上昇。ダウ・ジョーンズ防衛株指数<.DJUSDN>は過去最高値を更新した後、1.6%のプラスで引けた。

娯楽のウォルト・ディズニー<DIS.N>は3.9%安。同社はネットフリックス<NFLX.O>への映画供給を停止して独自の動画配信サービスを開始する計画を発表したが、この計画への懐疑的な見方から売りが優勢になった。

<金先物> 北朝鮮をめぐる国際情勢の緊迫化などを背景に、安全資産としての買いが膨らみ、反発した。中心限月12月きりの清算値は前日比16.70ドル(1.32%)高の1オンス=1279.30ドル。

<米原油先物> 米エネルギー情報局(EIA)の週報でエネルギー需要の強さが示されたことを好感し、3日ぶりに反発した。米国産標準油種WTIの中心限月9月物の清算値は前日比0.39 ドル(0.79%)高の1バレル=49.56ドル。10月物の清算値は0.37ドル高の49.72ドルとなった。

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最終更新:8/10(木) 7:08
ロイター