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ミャンマー、エイズ・HIV対策が前進 「保健省などがリーダーシップを発揮」

8/11(金) 7:15配信

SankeiBiz

 ミャンマーは、エイズ(後天性免疫不全症候群)およびHIV(ヒト免疫不全ウイルス)への感染対策が前進している。国連合同エイズ計画(UNAIDS)によると、2016年のエイズ関連の死者数は8000人となり、10年比で52%減少した。HIV新規感染数も1万1000人で26%減少した。現地紙ミャンマー・タイムズなどが報じた。

 UNAIDSのミャンマー責任者は「保健省などがリーダーシップを発揮している証しだ」と評価した。現在、同国内のHIV感染者数は推定23万人で、うち6割が抗レトロウイルス薬による治療を受けているという。

 ミャンマー国内で感染が多かったのは最大都市ヤンゴンや北部カチン州ワインモーなど。ヤンゴンでは性交渉による感染が51%、薬物摂取時の注射による感染が29%だった一方、ワインモーでは薬物摂取時が47%を占めた。同責任者は「ミャンマーやインド、インドネシアといった多くの国で、違法薬物が安く手に入ることが薬物摂取時の感染率を高めている」と述べた。

 UNAIDSは30年までにエイズの国際的な流行を終息させる目標を掲げており、ミャンマーに対しても継続的な努力を求めている。

最終更新:8/11(金) 7:15
SankeiBiz