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住宅火災、原因は古い扇風機 静岡市消防局調査

8/10(木) 7:30配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 7月下旬に静岡市葵区で発生した住宅火災は、長年にわたり使われた家庭用扇風機の発火が原因だったことが9日までの市消防局の調査で分かった。同局は扇風機の利用が増える夏季に合わせ、経年劣化した古い製品の利用に注意を呼び掛けている。

 同局によると、発火したのは扇風機のモーターに付けられたコンデンサー。薄い金属の板が巻かれた円筒形の小さな部品で、金属板の間に「絶縁紙」と呼ばれるフィルムが挟まれている。経年劣化でこの絶縁紙が破損し、内部でショートを起こし発火したとみられる。

 火災のあった住宅では、同じ扇風機を20~30年間使い続けていたという。同局が燃えた扇風機を分解したところ、コンデンサーの内部が炭化していた。

 同局予防課の担当者は「夏の間は就寝中につけっぱなしにする人も多く、負荷がかかりやすい」と指摘。外観からコンデンサーの劣化状況を判断することは難しく、「購入から数十年経過した古い扇風機は利用を控えて」と警鐘を鳴らす。

静岡新聞社