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『ドラゴンズドグマ オンライン』“シーズン3.0”大型アップデート直前インタビュー

8/10(木) 13:03配信

ファミ通.com

文・取材:ライター 市塚正人

●新章開幕となるシーズン3.0! 新大陸や新システムなど気になる要素が満載!
 カプコンがサービス中のオンラインオープンワールドアクション『ドラゴンズドグマ オンライン』(以下、『DDON』)にて、2017年8月17日に“シーズン3 亡国の炎”大型アップデートが実施される。このアップデートでは、新大陸“アッカーシェラン”や、“王家再興”をテーマにしたコンテンツなど、新要素が多数実装される。そこで今回は、気になる物語や新要素について、プロデューサー・松川美苗氏とディレクター・木下研人氏、運営ディレクター・竹内雄一氏にインタビューを実施した。下記の関連記事も合わせて参照いただきたい。

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●シーズン2を振り返る
――まずは、前シーズンのシーズン2.0~2.3を振り返ってみて、いかがだったでしょうか。

木下 シーズン2は、今後、継続展開していくために必要と感じていた試みに取り組んできたシーズンでした。ダンジョンを軸にした地域素材の収集サイクル、攻略の遊びを重視したモンスターラインナップ。シーズン1では、モンスターの種類が多かったものの、似た攻略方法で戦うことが多かったため、シーズン2はエクストリームミッション(以下、EXM)やグランドミッション(以下、GM)に登場するモンスターを中心に、攻略性を一新し、新しいタイプの対処ギミックも取り入れました。シーズン2のメインテーマとなる“侵食モンスター”も含め、シーズン1にはなかった遊びもご提供できたと思います。

松川 ダンジョンやモンスターの攻略以外では、覚者の自室やクラン拠点といったコミュニティー要素の展開、運営側でも多数のイベントを実施して、横の遊びを大きく広げられたシーズンだと思います。

木下 もちろんシーズン2を1年間やってきて、新しい課題も見えてきました。ユーザーの皆さんからのご意見も踏まえてシーズン3では新要素の追加や、リファインなどの調整に取り組んでいきます。

――サービス2年目になって、オンラインゲームの開発・運営に慣れてきたといったところでしょうか?

木下 慣れざるを得ないところは、慣れてきているのですが、満足していただけるものをつねに提供できるように努力しないといけませんし、開発運営共にそれができてこそ慣れてきたと言えるんだと思います。ですので、慣れたというには早い……と思います。

竹内 どちらかというと、ユーザーの皆さんのほうが『DDON』というゲームに慣れてきている気がします。1年目は、新しいゲームを始めて「こういうゲームなんだ」、「こういう攻略していくんだ」と感じながらゲーム内容を把握する部分が多かったので、時間をかけて遊んでもらえました。しかし、1年経つと「『DDON』はこうやって攻略すればいいんだよね」という感じで、最初だったら2週間ぐらいかけて攻略してもらえたものが、1週間ぐらいで攻略されたりと、想定よりも早くコンテンツをクリアーする方が増えていますね。


松川 シーズン1は、私たちのチームが初めてのオンラインゲーム開発を行うということで、作業に追われる状況でした。また、『DDON』は家庭用ゲーム機で遊んでいた方がプレイヤーに多かったこともあり、皆さんがどの部分を遊んでくださっているのか、どこを楽しいと思っているのか、開発チームがなかなか掴みきれていませんでした。でもシーズン2に取り掛かった頃から、「オンラインゲームとしてこうしたほうがいい」ということが見えてきて、シーズン3では「オンラインゲームだからこうしていこう」という明確な方向性が出てきました。

●シーズン3.0のメインストーリーと新大陸
――ストーリーの見どころを教えてください。

木下 シーズン3.0のテーマは、絶望の大陸の奪還、王家を再興することです。 覚者たちは、この地であらがう解放軍とともに、砦などの拠点を奪還し、王家の後継者であるネド王子の足取りを追います。シーズン3.0は、起承転結の“起”に当たるので、まずはキーとなるキャラクターや新大陸の惨状、どうやって大陸を取り戻していくかという部分にスポットを当てています。

松川 メインクエストを重視する方や、オンラインゲームとして深く遊んでくれている方、すべての方ユーザーさんがに楽しんでもらえるように作りこんでいますので、期待していただきたいです。また、皆さんが感情移入しやすいように王子ネドは、特別な力はあまり持たせず、救ってあげたいと感じてもらえるようなキャラクターにしました。

――拠点を奪還していくとありましたが、もう少し詳しく教えてください。

木下 基本的にストーリーを進行することで、新エリアが解放されます。シーズンごとに新エリア内にある要所の奪還作戦が用意されており、それによって次のエリアへと物語が展開していきます。また、エリア内の拠点を奪還することで新コンテンツ解放! となる流れもあります。

――シーズン3.0の物語でも覚者隊といっしょに冒険するのでしょうか?

木下 はい。覚者隊の面々に加え、大陸を取り戻そうとしている解放軍のメンバーも冒険や戦闘に参加します。

――その新大陸へ行くための条件は何でしょうか?

木下 シーズン2.3のストーリーをクリアーしていれば、新大陸に行くためのメインクエストを受注できます。

――新大陸に移動しても、すぐにレスタニアに戻ることはできるのでしょうか?

木下 フィンダム大陸と同様に、すぐに戻れます。また、白竜神殿の商業区、海岸方面にある転移の礎から、リムを消費せずに新大陸へと移動できます。

――シーズン3.0での冒険は、レベルいくつを想定していますでしょうか?

木下 敵のレベルは、80~85となります。一気に駆け上がった方でも遊べるように、敵のレベルが78のダンジョンも用意しています。ここでレベルや装備を整えてからレベル80台のダンジョンに挑んでほしいです。

――シーズン3.0で追加される、エリアの数や広さはどれくらいでしょうか?

木下 まずは、ラスニテ山麓というエリアが追加されます。広さはフィンダム大陸のファーラナ平原くらいです。今後も、シーズンごとにエリアを追加拡張していく構想です。

――覚者を新大陸へさらう“悪しき竜”とは、どういった存在ですか?

木下 アッカーシェランを守護していた火竜は戦いに敗れてしまい、その代わりに創り出された竜、それが悪しき竜です。

松川 レスタニアやフィンダムは、“守護する竜”という存在がいましたが、アッカーシェランでは“理を司るべき竜がいない状態”から物語が始まります。ユーザーの皆さんには、悪しき竜をどうするか、どうやって大陸の平穏を取り戻すかを考えながらメインクエストを遊んでほしいです。

木下 悪しき竜も存在理由があり、大陸を支配しています。また、覚者に大きな変化が現れるようなストーリー展開を用意しています。


●新たなバトルシステムとモンスター
――“戦甲種”とはどのようなものでしょうか?

木下 シーズン2で“侵食”というテーマがあったように、今回は“戦甲”というテーマを持ったモンスターが登場します。これまでの錬金系やアーマー系とは違って、戦甲種のパーツは“吹き飛ばし力”が高いほど壊れやすくなっています。ほかにもパーティーで同じ戦甲部位を狙うこと、モンスターの攻撃に対してカウンターを当てることで与ダメージが上昇するなど、パーティープレイやアクション要素の手応えを強くしています。また、ヒーラーの回復スキルを部位に当てることで、戦甲パーツが緑色に光り、パーツの自己修復能力を一時的に止めることができます。自己修復の回復量はそこまで大きいものではありませんが、ヒーラーがいたほうが効率よく攻略できる設計になっています。

松川 最初に仕様を聞いたとき、思わず「パーツなのに自己回復するの!?」と言ってしまいました(笑)。じつは、悪しき竜の力が宿った鉱石を使ってドワーフオークたちが作った鎧なので自己回復効果を持っているという設定なんです。いままで以上に協力・共闘を楽しめるモンスターに仕上がっています。

木下 戦甲種は、すべてのパーツを破壊することでダウンさせられます。これまでのモンスターは、おもに弱点部位への集中攻撃で戦うことが多かったと思いますが、戦甲種はすべてのパーツを破壊しなければならないので、狙うターゲットの高さに合わせて、こちらの動きが変わってきます。新たに追加されるカスタムスキルEXの技と剛や、既存のカスタムスキルを活用するなど、ひとつの戦闘の中で使用スキルの選択肢が複数生まれるような設計にしています。

竹内 既存のモンスターは、弱点の位置が大きく変わることがあまりなかったので、戦甲種との戦いは新鮮だと思います。いままで使ってなかったカスタムスキルも活用してもらえるとうれしいです。

――すべてのパーツを破壊してダウンとのことですが、戦甲種にはスタミナはないのでしょうか?

木下 はい。スタミナゲージは存在しません。ですが、特定の条件で、怒り状態にはなります。

――カウンターによるボーナスは、カウンター系のスキルに限った効果なのでしょうか?

木下 いえ、カウンター系スキル以外のアクションでもボーナスを得られます。物理攻撃に限られますが、近距離アタッカーでなくても、スピリットランサーやハンターなら狙っていけます。

――ちなみにポーンは、プレイヤーと同じ戦甲パーツを狙うのでしょうか?

木下 ポーンは基本的に、プレイヤーが狙った場所を攻撃するようになっています。戦甲種との戦いでもプレイヤーが狙った部位を攻撃してくれます。逆に、ポーンの戦術育成(後述)でプレイヤーと違う部位を狙うようにすることもできます。


●王家再興をテーマにしたバトルコンテンツ
――新たに追加されるコンテンツの“エリアミッション”について教えてください。

木下 エリアミッションは、シーズン2でいうところのEXM相当のコンテンツです。導入としてこれまでのEXMとは違ったクエストを用意しています。シーズン3.0では、全身に戦甲を装着した魔軍戦車カトブレパスが登場します。背中の櫓に特徴があり、そこから大砲や散弾砲、爆弾といった砲撃をぶっ放して覚者に襲いかかってきますので、王家再興のためアッカーの兵たちと力を合わせて戦う相手となります。

――同じく王家再興をテーマにした“サブストーリー”について教えてください。

木下 メメインストーリーでは語られない部分での、アッカーの大陸で息づく人々を描くコンテンツです。メインクエストで拠点を奪還することで、遊べるようになります。シーズン3.0では、料理番の少女“キャリー” が登場します。デイリーミッションとイベントミッションを相互にこなしながら、彼女の目的である“大食堂の復活”を目指します。

松川 シーズン2では、ダンジョン周回→装備作成→コンテンツ挑戦というループが強すぎたので、シーズン3ではユーザーさんがゆっくりと遊べるような要素のひとつとして、サブストーリーを追加しました。

木下 アクションコンテンツを中心に楽しんでもらいたいゲームであることは変わりませんが、サブストーリーに関してはロールプレイングゲームが好きな方にも遊んでいただきたいという思いを込めています。ちなみにサブストーリーでは、メインポーンの育成や、報酬として高ランクのジュエリーがもらえるなどのメリットも用意しています。ジュエリーはデイリーミッションをクリアーするとゲットできるので、1日1回、気軽に挑戦してみてほしいです。

松川 シーズン2.3に公開した、各キャラクターのエピソードもユーザーさんに好評で、「もっと配信してほしい」というご意見を多くいただきました。こちらも、いつかはもっと追加したいですね。

――続いて、こちらも王家再興コンテンツの“ウォーミッション”について教えてください。

木下 ウォーミッションは、最大8人参加可能な攻城戦コンテンツです。従来のGMに該当する位置付けとなります。とはいえ、グリッテン砦とは内容が異なります。まず砦の外から戦いが始まり、正門を超えて中に突入し、砦内の敵陣の制圧を目標に戦い進みます。ときには緊急ミッションのようなものも発生し、うまく処理できれば戦況ゲージが増加します。勝敗はその戦況ゲージの量で決定し、自軍のゲージが多いほど、たくさんのポイントが得られます。

松川 グランドミッションは、みんなでワーッといっせいに移動して敵を殲滅していく形でしたが、ウォーミッションでは各ポイントを制圧して徐々に砦を取り戻すという流れがあります。ポイントを奪取していく過程で、「ここを放っておくと大砲がやっかいなので対処しよう」とか、「強敵が現れたから援軍を送ってほしい」とか、さまざまな展開が生まれると思います。団体戦ではありますが、小隊のような動きが必要になるコンテンツです。

木下 また、シーズン3.0のウォーミッションには魔軍四将軍の“獣の将”が登場します。獣の将はメインクエストにも登場しますが、ここでは顔見せ程度で、実際にガチで戦うのはウォーミッションになります。獣の将が属する魔軍四将軍は、アッカーシェランの各地にある砦を占拠しており、バージョンごとに新たな将と、ウォーミッションの舞台を追加していきます。

竹内 じつは獣の将は、敵の援軍としてたまに出現するだけなので、毎回対峙するというわけではありません。また、獣の将は全ワールドで討伐数がカウントされる仕組みになっており、覚者たちが多くの将を倒すことによって、時間限定で新たな戦況のウォーミッションが追加されます。新たな戦況は通常よりも難しいですが、より多くのポイントを得られます。

――ウォーミッションの報酬はどのようなものになりますか?

木下 クリアー時にドミニオンポイントというものがもらえます。このポイントは、 ウォーミッション専用のショップでシーズン3.0最強クラス防具の“アッカリア装備”や、家具などのさまざまな報酬と交換できます。また、ウォーミッションにもランキングを用意して、ランキング上位のプレイヤーしかもらえないユニークな装備を配布する予定です。

――アッカリア装備は“武神装備”と同じくらいの性能なのでしょうか?

木下 最初は“武神装備”という名前で公開していましたが、名称が”初代王の装備”に変更になりました。シーズン3.0では、初代王の装備とアッカリア装備は、どちらも最強クラスの装備で性能は同等です。付与されている能力で差別化を図っています。


●新育成要素“ジョブエンブレム”と“エピタフロード”
――ジョブエンブレムとはどのようなものでしょうか?

松川 エンブレムストーンというジョブ専用のジュエリーを育成していく要素です。プレイポイント(PP)を使ってエンブレムストーンのレベルを上げると、エンブレムポイントが増えていくので、それを消費して、ジョブごとにHPやスタミナ、物理攻撃力や気絶攻力など、好きなパラメーターを伸ばすことができます。また、レベルが上がると最大で4つのアビリティスロットが拡張され、自分が持っているジュエリーのアビリティ効果を封入できます。割り振ったパラメーターは、リセットも可能です。ちなみにエンブレムストーンは、装備欄のジュエリースロットのひと枠につけられます。

木下 ジョブエンブレムはじっくり、長く付き合える育成アクセサリーになっています。

――同じパラメーターを強化し続けることはできるのでしょうか?

木下 できます。ポイントを振れば振るほど効果が上がりますので、覚者をより強化できます。上がり幅が低すぎると空気になってしまうので、既存のジュエリーよりも強く、かつ幅広い性能にカスタマイズできるように調整しました。

――リセットしても費やしたプレイポイントは無駄になりませんよね?

竹内 もちろんです。パラメーターが振り直せるようになるだけで、プレイポイントを使って獲得したレベルやエンブレムポイント、アビリティスロットはリセットされません。

――かなりジョブをカスタマイズできそうなシステムですね。続いて、“エピタフロード“について教えてください。

木下 覚者の新たな力を得るためにダンジョンを開拓していく、繰り返し遊べる踏破型コンテンツです。ダンジョンに点在する石碑に触れることで、試練が発生します。試練をクリアーすることで報酬が手に入ります。なかでも一番の魅力となるのがカスタムスキルEX “技”と“剛” の解放です。また、すべてのエピタフロードを開拓すると、シーズンを通して強化できる“初代王の装備”が手に入ります。

松川 試練は、いわゆる条件バトルのようなものです。ただ時間内に倒すのではなく、特定の状態異常になってはいけないなど、石碑ごとに設定されたお題をクリアーしながら踏破していきます。

――カスタムスキルEXは既存のスキルとはどう違うのでしょうか?

木下 技と剛で特徴が異なります。技はスキルの使い方がこれまでと変わるように特徴を追加しています。剛は純粋な火力上昇が見込めます。

竹内 ずっと同じアクションをしていると飽きてしまいますよね。カスタムスキルEXは、既存スキルと比べながら取捨選択できるようなものにして、「最高効率ではないけど、使い勝手がいいから自分は入れておこう」みたいな選択が生まれるような内容にしています。

――シーズン3.0以降も技と剛が追加されるのでしょうか?

木下 はい。シーズン2を振り返ると、新たなスキルがリリースできないバージョンも存在していたので、シーズン3ではエピタフロードの拡張とともに各バージョンで新たなEX技と剛を追加できるように計画しています。

松川 現状でスキル数の少ないアルケミストとスピリットランサーは、シーズン3の中で技と剛以外の新スキルを追加する予定です。

――技と剛のスキルには、ジョブ修練があるのでしょうか?

木下 ジョブ修練はありません。その代わり、入手するためにエピタフロードの試練を踏破する必要がありますので、習得するのにやや時間がかかります。

松川 レベル80までは、ジョブポイント(JP)を使って成長させていましたが、80以降はJPではなく、コンテンツの解放や、コンテンツを遊び込むことによってスキルを習得できる形に変えています。そのためレベル80以降は、レベルが上がってもJPが排出されないようになっています。その代わり、過去のGMをEXMの形で配信し、そこでJPが排出されるようになります。ですので、JP自体はシーズン3.0以降、レベル80以降でも入手可能です。

●覚者生活を豊かにする新システム
――ポーンの戦術育成について教えてください。

木下 覚者の自室に“語らいのベル”が設置できるようになり、ベルを鳴らすとポーンを選び対話することができます。 “どのモンスターを狙うか”や、“ダウン中にどの技を使うか”、“覚者がスタミナ切れを起こしたときに詠唱を中断しない”など、戦闘時の行動パターンを細かく設定できます。皆さんからよくいただくご意見も踏まえ、行動パターンの選択肢を追加しました。

松川 戦術育成に必要なポイント(対話回数)は、ポーンといっしょに冒険することで貯まります。プレイポイントと違って自分よりもある程度レベルの低いモンスターと戦ってもポイントを入手できるので、さまざまな場面で稼げます。もちろん自分と同レベルのモンスターと戦ったほうがもらえるポイントは多くなります。

竹内 オプションコースで戦術育成のポイントが貯まりやすくなるものも用意していますが、ご利用いただかなくてもポイントは比較的貯まりやすいです。

――設定した戦術はレンタルしたポーンにも反映されるのでしょうか?

木下 もちろん反映されます。ポーンプロフィールにタグが追加され、どういう戦術設定がされているのかを確認しながら貸し借りができます。

松川 どういった戦術設定にすればいいか悩んでいる方は、人気のある強いポーンの設定を見て、それを参考にするといいと思います。

木下 あと、ポーンを返却するときには、いままではひとつずつ評価をつけていたんですが、今回からデフォルトで評価が入力されるようになり、返却しやすいように変えました。

――覚者のスタミナ切れ中に詠唱を中断しないのはいいですね。支援寄りのポーンや攻撃重視のポーンなど、戦術に幅が広がりそうです。自室に追加されるもうひとつのコンテンツ“マンドラゴラ・ガーデニング”はどのようなものでしょうか?

木下 覚者の自室でマンドラゴラを栽培し、図鑑のコンプリートを目指すコンテンツです。マンドラゴラに好きな名前を付けることができ、冒険パスポートに加入していると2匹まで同時に育成可能です。覚者の自室を「キーキー」叫びながら動き回るマンドラゴラと共に生活する、そういった賑わいを楽しむのも魅力のひとつです。また、レアな新種を発見した場合は、図鑑に第一発見者としてプレイヤーキャラクター名が登録されます。

――ガーデニングを通じて得られるアイテムなどはあるのでしょうか?

木下 育成するときにマンドラゴラに作らせるアイテムを選べます。ただし、アイテムを選択するには、その材料となる素材が必要です。作成アイテムの中には、ボーナスダンジョンに入るためのチケットなどもあります。

――ボーナスダンジョンとはどのようなものでしょうか?

松川 鍛錬の小部屋にある大扉からボーナスダンジョンに行けます。このダンジョンでは、経験値やゴールド、リム、ブラッドオーブといったものが入手できます。チケットをゲットしたらクラン仲間やフレンドを誘っていくと盛り上がると思います。

――レアな新種はどうやって生み出すのでしょうか?

木下 育成時に与える肥料の組み合わせによって、レアなマンドラゴラが育つことがあります。ただそんなにポンポンとレアな新種が出るわけではないので、さぐりながら育成してほしいですね。マンドラゴラは、シーズン3を通して300種類ほど用意する予定ですので、追加されていく新種にもご期待下さい。

――1回あたりの育成にかかる時間はどのくらいでしょうか?

木下 育成を開始してから18時間です。翌日には育つように設計しています。そもそもマンドラゴラ・ガーデンは、急いで遊ぶようなコンテンツではなく、ゆっくり遊ぶことを想定しています。どうしても早く育成したいという場合は、黄金石を消費すればすぐに育成することも可能です。

竹内 基本的にはログインボーナスみたいな感覚で育成してもらえるとうれしいですね。前日に仕込んでおいて、翌日に見に行くといった感じで。

――図鑑に名前が掲載されたときに追加で報酬を得られるといった要素はあるのでしょうか?

木下 シーズン3.0の段階では報酬はとくにありません。今後のシーズンで特別なランタンや家具などがもらえるようにしようと想定していますが、戦闘に影響を与えるような報酬は予定していません。


●前シーズン最強装備の活用法が追加に!
――装備強化の新システムとはどのようなものでしょうか?

木下 クラフトに“リミット解除”と“極限合成”という新しい強化システムが実装されます。リミット解除は、リムまたは黄金石を消費して★4強化した装備に、さらに性能を上乗せすることができます。

竹内 ★4強化したユーザーへのご褒美であるとともに、プラスで性能にこだわりたい人向けの要素です。リミット解除時に付与されるパラメーターと数値はランダムなので、コツコツ挑戦しながら自分の求める装備に仕上げてほしいですね。対敵特効や状態異常、吹き飛ばし力など、特化装備を作ることも可能です。いいパラメーターを引ければちょっとした自慢にも繋がり、クランメンバーやフレンドとの会話も弾むと思います。

木下 もう一方の“極限合成”は、前シーズンのエンド武器を今シーズンのエンド武器と合成して性能を上乗せできるシステムです。合成という表現を使っていますが、合成素材として使った武器は消えません。シーズン3.0の場合は、EXM“降臨せし闇”の素材で生産できる武器を素材として使います。

竹内 今バージョンで最強装備を取っても次のバージョンで使えなくなるので取らないという方もいたので、そういったユーザーさんでも楽しめるようなものにしたいと思いました。

――エンドコンテンツへのモチベーションがいっそう上がりそうです。シーズン3.0で追加される“王家紋章のメダル”とはどのようなものでしょうか?

木下 アッカーシェラン大陸の各地で獲得できるメダルで、集めておけば装備や家具などと交換ができます。メダルは印記章のように毎週エリアポイントを稼いで手に入れるほか、敵からのドロップ、宝箱などからも入手できます。

竹内 従来の地域素材や印記章を集めて作る装備はそのまま残していますが、それとは違う装備の集めかたができる要素となります。

――これまでの印記章装備に当たるものが、新大陸ではメダルで作るようになるということでしょうか?

竹内 そうですね。印記章の場合は、1週取り逃すと追いつけないという問題がありましたが、王家紋章のメダルであれば入手手段も多く、自分のペースで集められます。


●注目のリファイン
――保管ボックスの拡張はありますか?

木下 格納チェストの通常枠が撤廃され、保管ボックスの通常枠に統合されます。このリファインで保管ボックスの通常枠が合計10ページになります。格納チェストの通常枠に収納されているアイテムは、統合時に自動的に保管ボックスに移送されるので、アップデート前にユーザー自身が整理する必要もありません。

――パーティー募集掲示板とはどのようなものでしょうか?

木下 エントリーボードの4人パーティー版といったもので、メニューに新項目として追加されます。目的のカテゴリを選択してコメントを入れて募集するだけなので、誰でも簡単にパーティーを作成できます。

竹内 いままでシャウト募集が主流でしたが、これからはパーティー募集掲示板での仲間探しがメインになると思います。


●シーズン3.0 亡国の炎がいよいよスタート!
――シーズン3.0を楽しみにしているかたへメッセージをお願いします。

松川 “『ドラゴンズドグマ』シリーズ5周年”ということで、これだけ長く続けて来られたのは、『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』や『DDON』を遊んでくださっている皆さんのおかげです。ありがとうございます! これからも皆さんにエネルギーをもらいながら、作り続けていけるように頑張りますので、ぜひ遊んでいただけるとうれしいです!

木下 1年振りの新シーズンということで、さまざまな新要素を詰め込んでいます。現役の方、休眠中の方、新規ユーザーさんすべての皆さんにシーズン3を体験していただき、ぜひ最後までお付き合いいただけばと思います。新ジョブもシーズン3の中で実装を予定していますので、楽しみにお待ちください。

竹内 『DDON』を2年間続けてこられたのもユーザーの皆さんがプレイしてくださっているからこそです。感謝を込めて2周年記念イベントやキャンペーンを行い、すべてのユーザーの皆さんが楽しめるものを提供していきます。もちろんシーズン3.0以降も、イベント、キャンペーン、コラボを実施して『DDON』を盛り上げていきたいと思います。また、シーズン3.0でいただいたご意見も踏まえながら、シーズン3.1、3.2と、今後のアップデートに繋げていきます。引き続きご意見・ご要望いただけるとありがたいです。

最終更新:8/10(木) 13:03
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