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鹿児島で終戦の日に平和スピーチコンテスト 元「19」岡平健治さんミニライブも /鹿児島

8/10(木) 16:00配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 知覧文化会館(南九州市知覧町郡)で8月15日の終戦の日、「平和へのメッセージfrom知覧 スピーチコンテスト」が今年も行われる。(鹿児島経済新聞)

去年の平和スピーチコンテストの様子

 同市は第2次世界大戦末期、本土最南端の陸軍特攻基地が置かれ、多くの若者が沖縄へ向けて飛び立った場所。出撃基地があった場所としての記録や遺品を後世に伝えるため、知覧特攻平和会館が建てられている。

 同館を訪れた当時高校2年生の女子生徒が書いた手紙をきっかけに、1990年から「あした いのち かがやけ」をテーマとし、命の尊さや平和の大切さを若者にも考えてほしいという願いで同コンテストが始まった。

 鹿児島県内および同市友好交流都市の中学生、全国の高校生、一般から平和や命の尊さに関するスピーチ作品を募り選出し、8月15日の終戦の日に毎年発表を行う。

 今年は知覧特攻平和会館の開館30周年、南九州市市制施行10周年を記念し、元「19」で現在「3B LAB.☆S」で活躍中の岡平健治さんがオリジナルCMソングを作り、作品募集を呼び掛け全国から4334点の作品が寄せられた。

 岡平さん自身も長崎に生まれ広島で育ったため戦争と平和について考えることがあるといい、ライブで鹿児島を訪れた際に知覧特攻平和会館にも訪れ曲を作っている。

 曲作りに当たり、岡平さんは「悲しいと一言で書いたり、言ったりするのは誰しも簡単だ。自分の伝えたい気持ちなど、特攻に向かった青年の気持ちを考えたら言葉も見つからない。彼らはこの先の日本の未来を見ることや予測することはできなかっただろう。だけどあなたたちの礎に私たちは幸せに暮らしている。だからこそ、ここで起きたことを忘れないでいたいと思う」と話した。

 当日は記念公演と作品発表のほか、岡平さんによるミニライブも開かれる。同コンテストでライブが行われるのは初めて。

 開催時間は9時~。入場無料。当日の詳しい予定はホームページで確認できる。

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