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カルソニックカンセイ、オートエアコンの温度設定について日本車は「25℃」、欧州車は「22℃」推奨

8/10(木) 16:44配信

Impress Watch

 カルソニックカンセイは8月10日、お盆シーズンの渋滞対策に知っておきたいマメ知識として、真夏の車内クーラーの効果的な利用法などについて発表を行なった。このマメ知識では、「オートエアコンの温度設定」「内気循環と外気導入」などについて紹介している。

■オートエアコンの温度設定

 オートエアコンの温度設定の項目では、日本車と欧州車それぞれの推奨設定温度を紹介。

 同社によると、家庭用エアコンと異なり夏季に燃費をよくしようとカーエアコンの温度設定を高くするのは得策ではないとしており、「家庭用エアコンは設定温度を下げるほど電力を消費するので、カーエアコンも同様に設定温度の低い方が燃費がわるくなると思っている方も少なくないかもしれませんが、実は違います。設定温度が低すぎても高すぎても同じくらい燃費に影響します」とのこと。

 では、設定温度をいくつに設定すればよいのかという点については、「カーエアコンは吸い込んだ空調風を冷却・除湿し、その後、エンジンから発生している熱とこの冷たい空気を混合させることで温度調節(再加熱)を行ないます。内気循環の場合、これにより、設定温度が高いと、その室温の空気を再度0度近くまで冷却するためにより多くのエネルギーが使われる(=燃費悪化)ことになります。日本車は“25℃”、欧州車は“22℃”が温度設定の中心のため、エアコンはこの温度を基準にしておくのがおススメです」と解説。

 また、後部座席に冷風を供給したい場合は中央にあるベント吹出口を後席に向けるのが最適だそうで、「車両の左右にもベント吹出口がありますが、サイドウィンドウガラスに接しながら流れていくため風温は高くなり、中央よりも非効率的になります」と、効率的に後部座席を冷やす方法についてもアドバイスしている。

■内気循環と外気導入

 一方、内気循環と外気導入については、「渋滞で長時間車内にいたり、内気循環のまま運転していると、車室内のCO2(二酸化炭素)濃度が高くなり、眠くなることがあります。CO2濃度はだいたい3万ppm(=3%)になると吐き気や頭痛がおき、8万ppm(=8%)になると昏睡状態になると言われていますが、セダン型の車両で内気循環、4名乗車でもせいぜい4000ppm(=0.4%)くらいなので、すぐ眠くなる条件ではありません。ですが、快適な運転をキープするために、内気循環を使う時は、時々(30分に1回程度)外気導入を行なうことをオススメします」と、内気循環と外気導入を切り替えながらドライブすることを推奨。

 また、運転中の眠気対策についても触れており、「車内のCO2濃度に限らず、眠気対策として気を付けておきたいのが食事のとり方です。食事のあとは、食べすぎるとインスリンが多く出て血糖値が下がり、眠くなります。空腹になるとやはり血糖値が下がり、眠くなります。適切な食事量で、血糖値を下げすぎないことが眠くなりにくいコツです」とアドバイスするとともに、「もちろん、眠いときは眠るのが一番です。ただし30分間以内がおススメです。これ以上眠ってしまうと、体温が低下し意識レベルが下がったままになってしまいます」と、効果的な睡眠方法についても紹介を行なっている。

Car Watch,編集部:小林 隆

最終更新:8/10(木) 16:44
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