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ボクシング・小原佳太がWBOAP新王者に 「世界への道が開ける」

8/10(木) 21:49配信

デイリースポーツ

 「ボクシング・WBOアジア・パシフィックウエルター級王座決定戦」(10日、後楽園ホール)

 同級1位の小原佳太(三迫)が同級5位のナロン・ボーンチャン(タイ)を2回2分43秒TKOで下し、日本ボクシングコミッション(JBC)の同王座正式承認後初のチャンピオンとなった。小原は18勝(16KO)2敗、ナロンは26勝(21KO)3敗。

 1階級上のウエルターで決定戦に臨んだ小原。1ラウンド目は様子を見る作戦から終始下がりながらの展開。それでもジャブを打ち込み様子見を完了。2ラウンド目は一転、積極的な攻勢に出た。ワンツー、左ボディーを打ち込み、左フックを効かせたところに連打で追い打ちをかけて最初のダウンを奪った。

 立ち上がったナロンを逃がさずラッシュをかけた。右ストレートからコーナーに追い詰め、連打を浴びせたところでレフェリーが試合を止めた。16年9月9日、ロシアで世界挑戦に失敗してから再起2連勝となった。

 小原は「1ラウンド目に少し下がりながら相手の距離を見て、焦らずやったのがよかった。最後は、右ストレートが入ったので決まるな、と手数を出しました」と振り返った。

 WBO王座獲得については「JBC公認でチャンピオンになって、WBOのランキングに入れば世界への道が開けると思う」と喜んだ。三迫貴志会長も「木村(翔)選手(青木)がアジアパシフィックからWBO王座を取るという大きなニュースがあった。WBOはもちろん、どんなベルトでもチャンスがあれば狙って行きます」と話した。

 小原は現在IBFスーパーライト級12位でもあり「ウエルターでもどちらでもいい。選択肢が広がるし、チャンスを広げたい」と先をにらんだ。三迫会長も「どちらも視野に入れている。チャンスがあれば海外でも」と再び師弟で世界を目指す。