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読み聞かせ 参加10万人 いわき「読書環境を豊かにする会」

8/10(木) 9:57配信

福島民報

 元教員や元司書らでつくる福島県いわき市の「子どもの読書環境を豊かにする会」の絵本読み聞かせに参加した子どもが9日、10万人を突破した。16年間にわたり、市内の幼稚園や小学校などで活動を続けてきた。
 9日に市内の綴保育所で開いた読み聞かせ会が通算3026施設目となり、参加した子どもの数の累計が10万人を超えた。この日、会員は「だるまさんが」という物語を披露。幾度となく使われ古びた大型絵本を閉じると、子どもたちから「面白かった」「もっと聞きたい」などの声が上がり、会員に笑顔があふれた。
 同会は子どもの読書環境を改善しようと2001(平成13)年に設立され、翌年から活動を始めた。読み聞かせの腕を磨こうと、毎月1回、勉強会を開いている。メンバーが絵本を持ち寄り、声の大きさやテンポ、本の持ち方、動かし方などについて意見を出し合っている。
 会には施設や子どもらから「とても楽しかったのでまた来てほしい」などとつづられた礼状が届く。志賀英信会長(75)は「子どもの可能性を広げるため、これからも取り組んでいく」と意欲を燃やしている。

福島民報社

最終更新:8/10(木) 10:41
福島民報