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新体制の浦和の命運を左右する?埼スタのグラウンドキーパーたちの戦い

8/10(木) 15:00配信

サンケイスポーツ

 【No Ball,No Life】J1は夏場の連戦の時期を迎えている。5日の第20節、9日の第21節、13日の第22節と中3日で3連戦。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で勝ち残っている浦和と川崎はそれぞれ月間7試合が組まれている。

 過酷な連戦。いかにコンディションを保つかが勝敗を分ける。「連戦だし、暑さで十分な練習ができない。戦術は試合の中で合わせて、日々の練習は維持することが第一。キツいのは間違いないけど、日程は相手も同じなので、試合の中で対応できれば」と好調チームのある選手は話す。過密日程を乗り切るには、その前までにチームの土台を作りあげることが重要なようだ。

 コンディションの維持が大切なのは、選手たちでだけでなく、ピッチも同じだ。高温多湿のこの時期は、芝がもっともダメージを受けやすい季節でもある。音楽イベントなどサッカー以外の用途でスタジアムが利用されることが多く、チームがアウェー戦に出ている間に芝の回復が望めないこともある。

 ただでさえ芝が傷みやすい季節に連戦が行われるため、各会場のグラウンドキーパーがもっとも神経を使う。ピッチコンディションも見どころの一つといっていい。

 31日にロシアW杯アジア最終予選(日本-豪州)が行われる埼玉スタジアムは、19日の浦和-FC東京を終えると、予選までの“調整”に入る。だが同予選が終わると9月3日のルヴァン杯、9日のリーグ戦、13日のACLとホームの浦和がいきなり3連戦を行う。最終予選から数えると2週間で4試合の超過密日程だ。

 グラウンドキーパーが9人の体制でローテーションを組み、芝の管理が行われている埼玉スタジアムは、Jリーグベストピッチ賞を4度受賞するなど、芝の状態に定評があるスタジアム。百戦錬磨の戦士たちは過酷な連戦をどう乗り切るのだろうか-。新体制で巻き返しを狙う浦和の命運を左右する可能性もあるだけに、グラウンドキーパーたちの戦いからも目が離せない。(清水公和)