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SOULNOTEのD/AコンバーターD-1、新伝送技術「Bulk Pet」を採用

8/10(木) 20:17配信

Stereo Sound ONLINE

Bulk Pet伝送方式はインターフェイスが開発

 音響、オーディオ機器の開発、販売を手掛けるCSRは、同社が手掛けるSOULNOTEのD/Aコンバーター「D-1」に、USBデータ伝送の新技術「Bulk Pet」(Bulk Pure Enhanced Technology=バルクペット)を採用したと発表した。

仕組みを画像で確認

 バルクペットは、国内オーディオメーカーの多くにUSBソリューションを供給するインターフェイス株式会社が開発した、Balk(バルク)転送方式によるUSB伝送の新技術だ。

 PCオーディオなど、USBデータ伝送では一般的にアイソクロナス(Isochronous)転送方式でデータを送る。これはリアルタイム性を重視し、周期的に決まった量のデータを途切れることなく高レートで転送する。D/Aコンバーターに大きな処理負荷がかかるため、機器のパフォーマンスによっては、この負荷がD/A変換時の音質にも影響を及ぼす可能性がある。

 なお、アシンクロナス転送(Asynchronous)はアイソクロナス転送方式の一種で、データを受け取る機器側にクロックを備え、一定量のデータをDACチップに送る仕組み。

 これに対し、バルクペットが採用するバルク転送方式は、大容量のデータを欠落のないように正確に送信するというもの。USBの帯域を監視し、余裕がある場合は転送するデータを多く、余裕がない場合は少なく、といった具合で調整しながら連続的にデータを送ることで、PCやD/Aコンバーターへの処理負荷を低減するというもの。

 バルクペット方式でPCオーディオを楽しむためには、パソコン側(Windows/Mac)に専用ドライバーをインストールし、対応するD/Aコンバーターを接続する。その対応機器に名乗りを上げたのが、SOULNOTEの「D-1」となる。接続は、これまでのUSB DACと同様で、使い方も変わらない。既存のUSB Audio Classとの切り替えも可能だ。D-1の対応ドライバーはこちらより入手できる。

 なお、オーディオ評論家の土方久明さんから、いち早くバルクペット転送方式でのファイル再生がどんな音だったのかインプレッションが届いた。下記リンクの記事で紹介しているので、合わせてご覧いただきたい。

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最終更新:8/10(木) 20:17
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