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支払いのタイミングは3回。いつ、いくらかかる? 不動産を購入する時の諸費用

8/10(木) 17:20配信

ファイナンシャルフィールド

不動産を購入する場合、どんな費用がいつ頃かかるかご存知でしょうか?

そんな疑問を解消するべく、不動産購入時に支払う費用とスケジュールについてご説明したいと思います。

不動産購入でお金を支払うタイミングは大きく3回!

不動産を購入する時、お金が発生する第1回目のタイミングは、売買契約の締結日です。

第2回目は不動産の所有権を買主に移転する日。

第3回目は購入後、約3か月~6か月後に発生する税金などを支払います。

諸費用の全項目を知ろう!

2017年7月に中古マンション3,000万円を購入する場合、概算で支払う金額および費用項目について確認していきましょう。

仮定する条件:
固定資産税年額12万円。管理費・修繕積立金月々合計12,000円とします。


■第1回目支払い【不動産売買契約締結日】 

・手付金200万円(買主から売主へ支払い)

売買の成立を約定するために、売買代金の1割程度を売主に支払います。このお金は売買代金に充当されます。

・売買契約書に貼付する印紙代1万円 (※取引金額に応じ、印紙代が変動)


■第2回目支払い【不動産所有権移転日】 

※所有権移転日が9月15日と仮定し、試算。

・残代金1,800万円(手付金200万円支払済みなので、残り金額)

・固定資産税日割精算金 約35,000円

 ※起算日1月1日。9月15日から12月31日までの日割り

・管理費修繕積立金日割り

・仲介手数料 税込1,036,800円(売買金額×3%+6万円 ※税別)

・登記費用  約30万円~約50万円

※融資金額や不動産の評価額で変動します。

・銀行関係費用 約8万円~約90万円

銀行によって諸費用が様々です。銀行保証料・融資事務手数料・金銭消費貸借契約の印紙代などがかかる場合があります。

ローン金利を大幅に引き下げて募集しているネット銀行は、融資事務手数料が通常のメガバンクや地方銀行よりも高い傾向にあります。

詳しくは、最寄りのファイナンシャルプランナーもしくは不動産仲介担当にご確認いただければ詳細な説明を教えてくれます。


■第3回目支払い【購入後、約3か月~6か月後】 

・不動産取得税 

居住用の場合、築年数に応じて不動産取得税に関する軽減が受けられる場合があります。固定資産税評価証明書もしくは公課証明書をご取得いただければ算出できます。

不動産を購入する場合、取引する金額帯にもよりますが、売買金額とは別に売買金額の約1割程度の諸費用がかかります。

上記内容の他、戸建や土地の購入場合、建物解体費や土地測量費を売主買主どちらが負担するかも確認する必要があります。ご参考にしていただければ幸いです。


Text:井口 忠二(いのぐち ただじ)
株式会社シーハウス代表。
公認不動産コンサルティングマスター、経営学修士(MBA)、宅地建物取引士、相続対策専門士、AFPファイナンシャルプランナー、損保トータルプランナー、修学支援アドバイザー

ファイナンシャルフィールド編集部