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千葉県内ことし一番猛暑 市原で37度、熱中症42人搬送

8/10(木) 9:58配信

千葉日報オンライン

 台風5号が運んだ暖かい空気の影響で、千葉県内各地は9日、ことし一番の暑さとなった。市原市牛久で37・0度と、ことしの県内最高気温を観測し、全15観測地点が30度以上で、同市など7カ所が35度以上の猛暑日。12カ所は各市のことし最高気温だった。県内では42人が熱中症で救急搬送され、うち2人が3週間以上の入院が必要な重症だった。きょう10日は暑さが和らぐが、真夏日となるところもありそうで熱中症へは引き続き注意が必要だ。

 気象庁によると、台風5号は9日午前3時に山形県沖で温帯低気圧に変わった。台風が南から暖かく湿った空気を日本列島に運び、この空気が強い日差しでさらに暖められ、東日本から西日本の太平洋側では広い範囲で気温が上昇した。

 県内は午前中から気温が上昇。銚子地方気象台によると、市原市のほか、船橋市(36・3度)、茂原市(36・1度)、木更津市(35・6度)、君津市坂畑と我孫子市(35・3度)、佐倉市(35・2度)で猛暑日となった。茂原市は午前10時20分に最高気温を観測。君津市は8日より4・9度、平年より5・5度高かった。

 旭市消防本部によると午後0時55分ごろ、香取市の48歳女性がショッピングモールの食品売り場で倒れて救急搬送され重症。流山市消防本部中央消防署によると午後2時15分ごろ、45歳男性が自宅で熱中症になり重症と診断された。葛南、市原、君津の各地域では午後に光化学スモッグ注意報が発令された。

 9日は関東を中心に猛暑となり、各地の最高気温は群馬県館林市で38・8度、埼玉県越谷市38・1度、東京都府中市37・6度、茨城県古河市と甲府市37・5度、栃木県佐野市37・2度など。

 同気象台によると、10日の県内は最高気温が27~32度の予想で、9日のような猛暑とはならない見込みだが、高温注意情報を出して熱中症への注意を呼び掛けている。また、湿った空気が入って大気の状態が不安定になっており、各地で局地的な大雨や落雷が発生する恐れもある。