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『君の名は。』の新海監督も個人製作でデビュー…映画の個人製作・個人配給時代が来る!?

8/10(木) 12:01配信

dmenu映画

常識破りの新手法!個人製作・個人配給で映画界が変わる!?

個人製作、個人配給という、日本の映画界の常識を打ち破るスタイルで世に映画を送り出す映画監督がいる。『映画監督外山文治短編作品集』として2作の短編を、8月26日から東京・渋谷のユーロスペースで限定2週間レイトショー公開する外山文治監督だ。出演者の交渉から、チラシ配りまで、すべて監督自身が担当するが、ただの自主映画ではない。『春なれや』の主演は大ベテランの吉行和子で、村上虹郎も出演。『わさび』の主演は、NHKの朝ドラ「べっぴんさん」のヒロインを務めた芳根京子。昨年、アニメ『君の名は。』で大ブレイクした新海誠監督も、個人製作が出発点。この新手法が映画界を変える。

【画像】まだあどけない?芳根京子

昨年7月に公開され、興収約250億円の大ヒットとなり、社会現象となったアニメ『君の名は。』。その監督、新海誠氏は元々、ゲーム会社勤務のサラリーマン。その傍ら、監督・脚本・演出・作画・美術・編集、声まで担当し、フルCGの短編アニメを製作。『ほしのこえ』(2002年)が星雲賞などを受賞して注目された。かつては手書きだったアニメも、昨今のPCのスペックの向上により、技術や作業効率が向上。個人製作でも、大手にも引けを取らない作品が増えてきた。

こうした個人製作を実写で実現しているのが外山監督だ。1980年9月、福岡県出身の36歳。日本映画学校(現・日本映画大学)を卒業し、老老介護の厳しい現実を見つめた短編映画『此の岸のこと』がアメリカ、スイス、カナダなど海外の映画祭でも上映され、「モナコ国際映画祭2011」で短編部門の最高賞にあたる最優秀作品賞など受賞。2013年、「SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ」の支援を受け、吉行和子を主演に、シルバー世代の恋愛を明るく描いた『燦燦 -さんさん-』で長編映画監督デビューを飾った。

新鋭・外山文治監督が手掛ける短編『春なれや』『わさび』

『春なれや』(20分)は、熊本県菊池市を舞台に、“ソメイヨシノは60年以上、咲くことが出来ない”という話の真偽を確かめようと、若き日に学校の庭に植えたソメイヨシノを見に行こうとする老女(吉行)と、彼女を案内する若者(村上)の物語。主演は親交のあった吉行を当て書きしたが、若者役には、主演映画『二度めの夏、二度と会えない君』(9月1日公開)など今年も4本の映画に出演するなど人気急上昇の村上にオファーした。

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最終更新:8/10(木) 12:01
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