ここから本文です

ウイリアムズ「ストロールは困難なシーズンスタートを克服した」

8/10(木) 12:45配信

motorsport.com 日本版

 ウイリアムズのチーフテクニカルオフィサーであるパディ・ロウは、ランス・ストロールは困難なシーズンスタートを切った後、その状況を変えることができたと主張している。

写真:アゼルバイジャンGPで3位表彰台を獲得したランス・ストロール

 ストロールは、今シーズンの開幕戦から6レースまではポイントを獲得できていなかったが、カナダGPで初入賞し、アゼルバイジャンGPでは3位表彰台を獲得した。

「非常に厳しい時期もあったが、彼は困難な状況を打破することができたと感じている。今後もさらに改善していけるだろう」

 そうロウは語る。

「今は表彰台を獲得したという自信がついた。いつか調子悪い日が訪れても、それを糧にして”やり遂げたことがあるのだから、もう一度それを実現することができるはずだ”と奮起することができる」

「彼は実にうまくレースできていると思う。バクーまでのレースでははっきりとわからなかったが、今や彼はとても成長し、素晴らしいレースを披露している。自分の仕事に集中し、良いペースを維持しながら、トラブルを避けることができるのだ」

「こういった成長を見せるためには、通常であれば数年ほどかかるものだ」

 ロウは、ストロールが今見せている成長速度を維持し続けることができれば、驚異的なドライバーとして成長するだろうと考えている。

「これからの1~2年はマシンの中で学習する時だ」

「もし彼がその成長を維持することができるのであれば、非常に強力なドライバーとして成長することができるだろう」

ストロールとロウの関係

 ストロールは、ロウが自分の進歩にポジティブな影響を与えたと主張している。

「パディと僕はとてもうまくやれていて、たくさんの時間を過ごしている。チームの中でも優れた人物であるし、素晴らしいチームリーダーだ」とストロール。

「彼は現実主義者なんだ。そういったところを僕は尊敬している。F1に来たばかりの18歳が、周りのドライバーを蹴ちらすことを期待していたら、それは少し野心的すぎるよね」

「(現実的な考えを持つならば)期待を高く持つことはできない。もし成果を出して自分自身を驚かせられたら素晴らしいよね。でもそうでなければ、もっと作業しなければならない。僕はこれ以外の考え方が正しいとは思えないよ」

「現実的な考え方とは、成長の過程で週末ごとにひとつのことに集中して、それに打ち込むということだ。それが”競争する”ということにおいて、最善策だと僕は思う」

「なりふり構わず感情丸出しのままでいたら、大抵は調子が下がるだろうね」