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僕らにしか表現できない夏、ココロオークション 切ない思い出も/インタビュー

8/10(木) 12:35配信

MusicVoice

 ロックバンドのココロオークションが8月2日に、ミニアルバム『夏の夜の夢』をリリースした。粟子真行(Vo&G)、大野裕司(B)、井川聡(Dr)、テンメイ(G)の4人組で、2016年4月にミニアルバム『CANVAS』でメジャーデビュー。今作はインディーズ時代の楽曲でYouTubeでの累計再生回数300万回を超える夏の短編小説シリーズ3部作「蝉時雨」「夏の幻」「雨音」と、その続編となる楽曲「線香花火」を含む7曲を収録。ボーカルの粟子は「『蝉時雨』を書いたときは全く思わなかった」と元々、コンセプトにするつもりはなかったという。アルバムの制作背景や夏の短編小説シリーズのMV、さらに夏の思い出など4人に話を聞いた。

ココロオークションインタビュー

長い時間をかけて

――「線香花火」は夏の3部作の続編となる4作目です。「蝉時雨」から始まってこんなに続くと思っていましたか?

粟子真行 「蝉時雨」を書いたときは全く思わなかったです。

大野裕司 「蝉時雨」を作ってから映像を作るまでだいぶスパンがありました。そこからMVの反響が凄かったので、その続編を作ろうと思いました。これだけ長い時間をかけて作ることになるとは思っていませんでした。実際に3作目からは1年置いています。僕らも3部作で終わりかな、と思っていた時期もありました。

――続編として4作目を作ろうと思い立ったきっかけは?

大野裕司 次にリリースするのが夏ということがあって、僕らは夏が好きなので、夏の曲を作るなら4作目にあたる曲がいいな、という思いがありまして。

テンメイ 夏の曲をつくるということは…「だろうな」みたいな。

――着想は曲が先?

粟子真行 先に「線香花火」というタイトルがありました。そこから膨らませました。今のものとは全然違う“デモのデモ”がありまして、それを聴かせて「『線香花火』というタイトルどう思う?」というところから始まりました。

――大野さんが「線香花火」というタイトルを聞いたときに「切ない」とTwitterで発言していましたね。

大野裕司 タイトルを聞いた時そう思いました。4作目を作るということは、必然的にMVも作るということなので。僕らはMVのシナリオには関わっていなくて、監督の馬杉(雅喜)さんにお任せしています。確固たる世界観が出来上がっているので、わざわざ僕らが口出しするレベルではないと思っています。

 でも、タイトルや曲調は僕らが先に決めて、もちろんそれにインスパイアされて映像も作られるので、「線香花火」というタイトルにするということは、「“切な悲しい”物語にしたんだな」と思いました。

――まだMVを拝見していませんが、仕上がりはどうですか?(取材日である7月10日の21時にMVは公開)

粟子真行 実は僕らも観ていません。楽しみに待っているという感じです。撮影にはちょっとお邪魔しましたが。

――メンバーは基本的にMV自体に出演なさらないスタイルですよね。ロケ地はどうでしたか?

井川聡 京都府にある笠木町という町なのですが、行く度にいい町だな、と思います。あの町にこだわり続けている馬杉さんと僕らも映像を作り続けてきたから、本当に僕らに合っている町だと思います。

――何故その町に馬杉さんはこだわっているのでしょうか?

井川聡 笠木町が日本で2番目に人口が少ない町で、ああいった田舎的な情緒や、2番目に人口が少ないという部分に思い入れがあるのだと思います。

大野裕司 僕はその町が凄く素敵だと思っています。馬杉さんは、町おこしも兼ねてこだわっているみたいです。実は僕らが今までのMVを公開して町が盛り上がったらしく、それでだんだんと希望が持てるようになったというお話を頂いて凄いことだと思いました。

――町おこしに一翼を担っているのですね。私も行ってみたいと思いました。

粟子真行 メチャクチャいいですよ。

大野裕司 あそこにいると時間を忘れます。

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最終更新:8/10(木) 12:48
MusicVoice

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