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メルセデス・ベンツ 新型Sクラス、発表場所はナント開通前の外環道! 一体どんな意味が!?

8/10(木) 16:01配信

オートックワン

先進機能を強化した新しいSクラスが日本で発売を開始

2017年8月9日、メルセデス・ベンツの新型Sクラスの発表会が開催された。

これは、2013年に「インテリジェントドライブ=知能を備えた革命的テクノロジー」「究極の快適性」「徹底した効率向上」をコンセプトにデビューし、これまでに世界で30万台以上も販売されてきたモデルのマイナーチェンジ版だ。

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ワールドプレミアは今年4月の上海ショーで済ませているが、 今回の日本での発表会は、ちょっとした趣向が凝らされていた。

発表会会場は秘密。取材陣は六本木のメルセデスベンツ・コネクションに集合し、バスで会場まで移動。到着までのバスはカーテンを閉め切るなど、ちょっとしたミステリーツアーのようで意外と気分が盛り上がる。

1時間ほどのドライブの後、到着した会場は、コンクリートのトンネルのような場所であった。なんだか見覚えがあるような、ないような…と思っていたら、なんと完成する前の高速道路。今年度に開通を予定する東京外環自動車道の松戸と市川の区間であったのだ。

サプライズの会場で待ち構えていたのはメルセデス・ベンツのオールラインナップ。そして、メルセデス・ベンツのお得意の生演奏にあわせて、オールラインナップが取材陣の前を走り抜ける演出から発表会はスタートした。

6500もの部品を刷新し、数多くの先進技術を搭載

最初に登場したのはメルセデス・ベンツ日本の社長である上野金太郎氏。工事中の高速道路を発表会に使用したのは「未来の道路と未来のクルマ」がコンセプトだからだという。

1972年の初代からメルセデス・ベンツのSクラスは、時代時代の最新技術を搭載してきた。いわばSクラスはクルマの未来を示唆する存在だというのだ。その未来のクルマを、未来の道路で発表しようというのが狙いだという。

続いて、ドイツからやってきたダイムラー社Sクラス開発担当のドミニク・フォーフト氏が新型Sクラスの特徴を説明する。

新型モデルは、これまでのモデルに対して6500もの部品を刷新。新型エンジンの採用から、エクステリアの変更、スタートスイッチまで、非常に多くの部分が変化しているという。

エクステリアでは、ツインルーバーとなったフロントグリルとワイドなエアインテークを備える新しいフロントデザインを採用。ヘッドライトは光ファイバーによる3本のラインが特徴的なウルトラハイビーム付きのマルチビームLEDに。このヘッドライトはセグメントとして最長となる650m先を照射可能だという。

ウルトラハイビームの採用はメルセデス・ベンツ初だ。リヤバンパーも下部デザインが変更されており、左右のエグゾーストを結ぶようなクロームトリムに。リヤコンビネーションランプにも「クリスタルルック」のLEDランプとなっている。

Sクラスの特徴でもある「インテリジェントドライブ」は従来機能を強化するだけでなく、数多くの新機能が追加されている。

前車に追従するACC機能「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」には、自動再発進機能を付加。追従走行時に渋滞などで自動停車した場合、30秒以内であれば、先行車の発進にあわせて、操作なしに自動での再発進を行う。

また、車線が不明瞭な場合でも、ガードレールなどを認識して車間を維持しながら追従する「アクティブステアリングアシスト」、高速道路などで自動車線変更を行う「アクティブレーンチェンジアシスト」、ドライバーがステアリング操作を行わない場合に自動で車両を停止させる「アクティブエマージェンシーストップアシスト」などが搭載されている。

さらにメルセデス・ベンツ初となる「リモートパーキングアシスト」機能を搭載。これはクルマの外からスマートフォンを使って車両を駐車スペースに移動させるもの。縦列・並列駐車の両方に対応。スマートフォンと車両の通信は、ブルートゥースを使うため、通信環境の悪い地下駐車場などでの利用も可能となっている。

パワートレインとしては、新開発した2つの4リッターV8直噴ツインターボ・エンジンの搭載がトピックだ。S560には気筒休止機能を備える4リッターV8直噴ツインターボ・エンジンを搭載。そしてAMG S63にはメルセデスAMG GTと基本設計を共通とする「M177」4リッターV8直噴ツインターボ・エンジンが搭載されている。

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最終更新:8/10(木) 16:18
オートックワン