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デンソー福島、新工場建設で安全祈願祭 従業員倍増を計画

8/10(木) 10:42配信

福島民友新聞

 自動車部品製造大手デンソー(愛知県)の子会社のデンソー福島(田村市)は9日、新工場を建設する同市田村西部工業団地で安全祈願祭を行った。2018年10月の稼働予定で、23年ごろに従業員数を現在の約2倍の600人規模にする計画だ。
 新工場建設はデンソーグループの生産体制の見直しが狙い。現工場ではカーエアコンなどの自動車用熱機器を製造しているが、隣接して建設する延べ床面積約2万4千平方メートルの新工場では西尾製作所(愛知県)の業務の一部を引き継ぎ、ガソリンエンジン用部品を製造する。デンソーは生産拠点の一極集中を避けることで災害などのリスクに備え、国際競争力を強化する。
 安全祈願祭では、加藤宣明デンソー会長らがくわ入れし、工事の安全を祈った。岩瀬雅俊デンソー福島社長は「身が引き締まる思い。経済活性化や震災復興に貢献したい」と述べた。
 出席した内堀雅雄知事は「世界トップレベルの製品が福島から発信される意味は大きい」と強調。本田仁一田村市長は「地元に住みながら働ける。少子化対策になる」、鈴木義孝三春町長は「県内全域から働く人が集まり地域復興につながる」と述べ、雇用拡大による地域活性化に期待した。

福島民友新聞

最終更新:8/10(木) 10:42
福島民友新聞