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不正車検事件 「検査されなかった車特定は困難」

8/10(木) 20:15配信

MBC南日本放送

検査をせずに不正に車検を通した疑いで、8日に逮捕された鹿児島市の自動車整備会社の社長ら3人の身柄が10日、鹿児島地方検察庁に送られました。容疑者の1人は1年で、およそ1000台の不正をしたと供述しているということですが、鹿児島運輸支局は実際に検査がされなかった「車を特定することは困難」として、ドライバーに早めの点検などを呼びかけています。虚偽有印公文書作成・同行使などの疑いで送検されたのは、鹿児島市宮之浦町の「松村自動車ユニカー車検センター」の社長・松村和昭容疑者(56)と、いずれも整備士の清水朋宏容疑者(40)と福泰宏容疑者(47)です。警察によりますと、松村容疑者ら3人はことし5月、車検を依頼された数台の乗用車について、必要な整備や検査をしていないにも関わらず車検を通した疑いがもたれています。3人は容疑を認め「2012年ごろから不正を始めた」と供述しているほか、1人は「去年1年間で1000台くらい不正をした」と供述しているということです。逮捕された3人は、自動車検査員などの「みなし公務員」にあたり、松村自動車ユニカー車検センターは、国の指定工場として車検を行い、検査の適合証を交付していました。管轄する鹿児島運輸支局は、不正な車検を受けた車は鹿児島運輸支局で特定することができず、警察の捜査で特定されるか、ドライバーが異常に気づくまで把握することは困難としています。松村自動車に車検を依頼した車の中には実際の検査が行われないまま、長い期間、走行している車も含まれている可能性があり、鹿児島運輸支局は、「異変に気づいたら早急に整備工場で点検を受けてほしい」と注意を呼びかけています。

MBC南日本放送 | 鹿児島

最終更新:8/10(木) 20:24
MBC南日本放送