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MotoGP:新型カウルのYZR-M1を走らせたロッシ、使用するかは「トラックによる」

8/10(木) 14:13配信

オートスポーツweb

 ロードレース世界選手権MotoGPは8月7日、第10戦チェコGPが開催されたブルノサーキットで公式テストを行い、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハMotoGP)がトップタイムをマーク。この公式テストではホンダ、ヤマハ、ドゥカティが新型カウルが登場し、注目を集めた。

【写真】新型カウルのデスモセディチをテストするアンドレア・ドビジオーゾ

 2016年までのMotoGPマシンはウイリーする回数を減らすため、『ウイングレット』が導入されていた。しかし、2016年に禁止されたMoto2クラス、Moto3クラスに続き、2017年にはMotoGPクラスもウイングレットの使用が禁止に。これを受け、各マニュファクチャラーの空力開発の対象は、カウルへとシフトした。

 ブルノテストで登場したヤマハファクトリーの新型カウルの最も明白な変更はフロントの形だ。両サイドに沿ってふたつのウイングが造られ、空力による荷重が生み出されるようになっている。また、カウルの両側面には4枚のウイングが取り付けられた、とGPONEは伝えている。

 トップタイムをマークしたロッシは新型カウルについて、「いい感触を得ることができたよ。ただ、トラックによるね。たとえば、(次戦の)オーストリアのようなトラックではさほど重要にはならないと思う。とにかく、僕は満足しているよ」と語った。

 一方、ドゥカティの新型カウルは第10戦チェコGPのフリー走行2回目に登場し、ホルヘ・ロレンソが新型カウルをつけたデスモセディチで走行。公式テストでは、アンドレア・ドビジオーゾも新たなカウルをつけたマシンを走らせた。

 4番手タイムで公式テストを終えたロレンソは「たぶん今日は、僕にとって1年で最も重要な1日だった」とコメント。

「僕はバイクに対して素晴らしい感触を持つことができたし、とても満足しているよ。(チェコGPの)レースでもすでに十分な競争力があったけれど、さらに改善したんだ。新しいカウルにはとてもいい感触を得ている。フロント側に十分な自信を与えてくれるんだ」

 チームメイトのアンドレア・ドビジオーゾは11番手タイム。初めてテストすることになった新型カウルについては「僕の意見だけど、(新型カウルは)特定のトラックでは役立つだろうね。(次戦)オーストリアGPではメリットがあると思うよ」と語った。

 レプソル・ホンダのマルク・マルケスとダニ・ペドロサのふたりも、ウイングのある新型カウルをテスト。ホンダのウイング付きのカウルはヤマハやドゥカティに比べ、控えめな見た目だった。

[オートスポーツweb ]