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空自向けメーカーを買収 石川製作所、31日付で

8/10(木) 1:36配信

北國新聞社

 石川製作所(白山市)は31日付で、航空自衛隊向け電子機器を製造する関東航空計器(神奈川県藤沢市)の全株式を取得し、完全子会社化する。買収額は4億7200万円で、石川製作所として初めての企業買収となる。これまで手掛けてきた海上自衛隊向けと合わせ、経営基盤の強化につなげる狙い。

 関東航空計器は伊藤忠商事の孫会社に当たり、航空機向けのフライトデータレコーダーの製造で国内トップシェアを誇る。2017年3月期の売上高は41億5800万円で、従業員数は約230人。伊藤忠商事から出向している中上隆臣社長は、石川製作所からの出向に変わるが、社長職は継続する。小長谷育教石川製作所社長らが社外役員を兼ねる。

 石川製作所は防衛関連の売上高が約40億円で、ほとんどを海上自衛隊向けが占める。小長谷社長は「在庫の管理体制を見直せば、現状で2億円ほどの経常利益をさらに増やせる」と話した。

 石川製作所の2017年4~6月期の連結は、紙工機械などが伸びて増収となり、原価率の改善で営業、経常、最終の各損益がいずれも赤字幅を縮小した。売上高は前年同期比20・1%増の13億4900万円だった。経常損失は8100万円から3900万円に、純損失は8400万円から1700万円に減った。

北國新聞社

最終更新:8/10(木) 1:36
北國新聞社

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