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バルセロナ、ネイマールの後釜争いは5季ぶりに復帰したデウロフェウが一歩リード

8/10(木) 10:23配信

SOCCER KING

 ブラジル代表FWネイマールをパリ・サンジェルマンに引き抜かれたショックがそう簡単には癒えそうもないバルセロナだが、その一方で後釜に誰が収まるかにも大きな注目が集まっている。

クラブは当然ながら補強に動いており、リヴァプールのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ、ユヴェントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ、ドルトムントのフランス代表FWウスマン・デンベレといった選手の名が挙がっている。しかし、いずれもまだ獲得には至っていない。

 そんな中、5シーズンぶりに復帰を果たした元U-21スペイン代表FWジェラール・デウロフェウが、ネイマールが抜けた左ウィングのレギュラーに大きく名乗り出た。エヴァートンからのローンでプレーした昨シーズン後半のミランでの活躍が評価され、古巣に買戻されたデウロフェウは、プレシーズンは故障により出遅れた。しかし、本拠地カンプ・ノウにシャコペエンセを迎えて行われた現地時間7日のジョアン・ガンペール杯に先発出場すると、先制点を決めたうえスペイン代表MFセルヒオ・ブスケツの2点目およびアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの得点をアシストし、チームの5-0の圧勝劇に貢献した。

 現有戦力でネイマールの後釜候補と成り得る選手は数名いるが、これまでその役目を務めることが多かったトルコ代表MFアルダ・トゥランはほぼ戦力外となっており、加入2年目を迎えたスペイン代表FWパコ・アルカセルはエルネスト・バルベルデ監督からウルグアイ代表FWルイス・スアレスのバックアッパーとして期待されている。従って、デウロフェウのライバルとなるのは、U-21スペイン代表でもチームメイトだった加入2年目のMFデニス・スアレスとなる。

 ジョアン・ガンペール杯では、後半から出場したデニス・スアレスも上々のパフォーマンスを見せた。しかし、3得点に絡んだうえ、メッシおよびルイス・スアレスとも良好な連係を披露したデウロフェウが、バルベルデ監督がスタメンで起用した通りポジション争いを一歩リードしていると見られている。

 とはいえ、これまで苦労を重ねて来たデウロフェウに慢心は全く無いようで、13日および16日に行われる宿敵レアル・マドリードとのスーペルコパ・デ・エスパーニャでの活躍に意欲を燃やしている。

「このような形でスタートを切ることができ、とても嬉しい。ここでプレーすることはいつだって大きな喜びだが、それが久しくできなかった訳だからね。自分のパフォーマンスには満足している。しかし、日曜には大切な試合が控えているので、もっともっとハードワークをして行かなければならない。今日は良いテストができたので、この好感触をレアル・マドリード戦でも続けることが重要だ」

文=北村敦

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最終更新:8/10(木) 10:23
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