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MBA取得者、ウォール街の仕事を希望しない比率が過去最高-調査

8/10(木) 3:40配信

Bloomberg

最近の経営学修士(MBA)卒業生はウォール街以外での雇用に一段と魅力を感じていることが、最近の調査で明らかになった。金融機関やビジネススクール(経営大学院)に技術的トレーニングを提供するトレーニング・ザ・ストリートのデータによると、就職先の第1希望に巨大投資銀行を選んだ回答者は全体の19%にとどまった。これは前年を7%下回るだけでなく、調査開始以降の過去8年間で最低の水準だ。

トレーニング・ザ・ストリートの創業者で最高経営責任者(CEO)のスコット・ロスタン氏は発表文で、「銀行はなおMBA取得者の有力な就職先で、引き続きトップの人材を引き付けているが、ウォール街ではない大手の有名企業で働くことがMBA取得者にとって一段と魅力的になっている。こうした企業はある種違ったライフスタイルを提供するためだ」と指摘した。

調査は6月に実施された。回答者には最近の卒業生200人余りが含まれる。

今年は他の就職希望先も記録的水準を付けた。上位に入ったのはコンサルティング会社で、回答者の20%が選択。フォーチュン2000構成企業での経営企画は13%、ブティック型銀行は12%だった。

人気が低いセクターは新興企業だった。米スナップやブルーエプロン・ホールディングスなど、新興企業が新規株式公開(IPO)を延期あるいは上場後に苦戦する中、こうした企業のバリュエーションや安定性に関する不安が強まっている。新興企業を就職先の第1希望に選んだMBA取得者は全体の5%だけだった。

原題:Record Percentage of MBAs Don’t Want to Work on Wall Street(抜粋)

Julie Verhage

最終更新:8/10(木) 3:40
Bloomberg